豊田自動織機、産業車両事業における欧州全拠点で再エネ電力100%達成---業界初

太陽光パネルを設置したスウェーデン工場
太陽光パネルを設置したスウェーデン工場全 2 枚

豊田自動織機は6月21日、産業車両事業における欧州全拠点で再エネ電力100%を達成したと発表した。

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産業車両事業の欧州統括会社であるトヨタ マテリアル ハンドリング ヨーロッパ(TMHE)は、5つの生産工場を含む、21か国33事業所が使用する約5000万kWhの電力を再エネに切り替え。各拠点のエネルギー事情に応じて、水力発電や風力発電由来の再エネへの契約切り替え、太陽光パネルによる自家発電、再エネ証書の購入、の3つの方法から、最適なものを導入した。欧州全拠点での再エネ電力100%導入は、産業車両業界では初となる。

TMHE傘下の生産子会社であるトヨタ マテリアル ハンドリング マニュファクチャリング スウェーデン(TMHMS)では、再エネ電力に加えてバイオガスを導入するなどして、2019年8月、豊田自動織機グループの中でいち早く、工場からのCO2排出ゼロを達成し、欧州事業における環境への取り組みをけん引している。TMHE傘下の残る事業所でも、ガス等の燃料について、バイオガスや再エネ電力等へのエネルギー転換を推し進め、2030年に全事業所からのCO2排出ゼロ、欧州産業車両事業のカーボンニュートラルを目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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