静岡県富士市に電気機関車公園…元岳南鉄道の4両を展示 8月21日から

ED40形ED402(右)とED403(左)。ED402は1965年、ED403は1966年に登場し、松本電気鉄道でダム建設の資材輸送に使われていたが、1971年に岳南入り。現在では珍しくなったデッキ型の機関車。
ED40形ED402(右)とED403(左)。ED402は1965年、ED403は1966年に登場し、松本電気鉄道でダム建設の資材輸送に使われていたが、1971年に岳南入り。現在では珍しくなったデッキ型の機関車。全 7 枚

静岡県富士市の吉原駅と岳南江尾駅を結ぶ岳南電車は6月23日、岳南富士岡駅に電気機関車公園(仮称)を8月21日に開設すると発表した。

同社の前身である岳南鉄道にはかつて電気機関車が在籍しており、貨物列車や構内入換に使われていたが、2012年3月に貨物輸送が廃止されて以来、4両が岳南富士岡駅で休車状態となっていた。

展示される車両は、ED40形(ED402・403)、ED29形(ED291)、ED50形(ED501)で、一部は前照灯の点灯や汽笛吹鳴など、現役時を彷彿させる演出を行なえるよう整備される。

このほか、構内にウッドデッキやくつろぎのスペースなどを整備。岳南名物の夜景電車運行時には機関車のライトアップも行なうとしており、整備完了は8月中旬となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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