トヨタ MIRAI 新型を「KINTO」に導入、燃料電池技術普及へ…欧州

トヨタ・ミライ 新型のKINTOヨーロッパ仕様
トヨタ・ミライ 新型のKINTOヨーロッパ仕様全 3 枚

トヨタ自動車の欧州部門は6月23日、新車のサブスクリプションを手がける「KINTO」が燃料電池車の『ミライ』(Toyota MIRAI)新型を、スウェーデンに導入すると発表した。

写真:トヨタ・ミライ 新型のKINTOヨーロッパ仕様

2021年4月1日に設立されたKINTOヨーロッパは、すでにドイツ、イタリア、フランス、スペイン、英国、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、ポーランド、ポルトガルの10か国で展開しており、サービスを拡大している。

KINTOは1年前、スウェーデンでの事業を開始して以来、『ヤリスハイブリッド』から『RAV4プラグインハイブリッド』、レクサス『UX 250h』まで、ほぼすべてのセグメントをカバーし、現在約1000台が利用されている。

KINTOヨーロッパは、今回の新型ミライの導入により、燃料電池技術を普及させ、すべての顧客に水素モビリティの未来を体験する機会を提供することを目指している。

スウェーデンでは、他のヨーロッパ諸国と比較して、水素燃料補給インフラに関して少し遅れをとっている。そこで、KINTOヨーロッパは新型ミライを導入することで、最短で1時間から最長で3か月まで、すべての顧客が水素技術を利用できるようにしていく方針だ。

新型ミライは、ストックホルムのKINTOモビリティステーションで利用できる。予約は「KINTOモバイルアプリ」から行える、としている。

《森脇稔》

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