ボルボカーズの次世代EV、スーパーコンピュータ標準装備へ…事故ゼロめざす

ボルボカーズの次世代EVのセンサーのイメージ
ボルボカーズの次世代EVのセンサーのイメージ全 4 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は6月24日、次世代のEVに最新LiDAR技術とAI(人工知能)駆動のスーパーコンピュータを標準装備すると発表した。より多くの人命を救うのが目的という。

ボルボカーズの次世代のEVには、ルミナーが開発したLiDAR技術を含む最先端のセンサーと、エヌビディアの「NVIDIA DRIVE Orin」システムオンチップを搭載した自動運転向けスーパーコンピュータが標準装備される予定だ。

ボルボカーズはこのハードウェアと、ボルボカーズ、ゼンセアクト、ルミナーのソフトウェアを組み合わせ、次世代の安全パッケージによる衝突回避技術を実現することにより、死亡事故の減少を目指していく。

ボルボカーズは、この新しい安全パッケージにより、衝突事故の減少を目指す方針だ。オンラインによる継続的なソフトウェアのアップデートにより、時間の経過とともに衝突事故の減少率が加速することが予想されるという。また、この新技術は、今日の重傷者や死亡者の大部分を占める交通状況に特化して、設計されている。

ボルボカーズのヘンリック・グリーンCTO(最高技術責任者)は、「より安全な車両を提供するために、長期的には衝突をゼロにし、事故を完全に回避することを目指していく。オンラインを通じての継続的なアップデートにより、安全技術を継続的に改善していくことで、衝突がますます稀になり、より多くの命を救えると考えている」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る