BMW 7シリーズ 次期型、タッチセンサー付きハンドル&湾曲デュアルディスプレイをスクープ

BMW 7シリーズ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
BMW 7シリーズ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 20 枚

BMWが開発中のフラッグシップ・4ドアサルーン『7シリーズ』次期型の室内を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

【画像全20枚】

室内を撮影したのはこれが初めてではないが、以前のスパイショットでは内部がほとんど隠されていたほか、多くのコンポーネントが現行型から流用されたテストラバだった。しかし今回は最終市販型にかなり近いものだ。

最初に気づくのは、『iX』と『i4グランクーペ』のセットアップに似たサイドバイサイドスクリーンだ。これら2台のフルエレクトリックモデルでは、デジタルインストルメントクラスタのサイズは12.3インチで、iDrive8が搭載される14.9インチの大型タッチスクリーンインフォテイメントが付属する。おそらく7シリーズ次期型でも同様のレイアウトになるだろう。

ステアリングホイールも非常に興味深く、下部に「M」バッジを備える金属製スポークが見てとれる。断言はできないが、側面のスポークにはタッチセンサー式のコントロールが組み込まれている可能性がある。iDriveコントローラーをホストする下部センターコンソールエリアには従来のシフトセレクターを備えていない。この他にもiXに倣った変更が加えられそうだ。

BMW 7シリーズ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)BMW 7シリーズ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
7シリーズ次期型は、2021年9月にミュンヘンで初開催予定の「IAA」(国際モーターショー)でのワールドプレミアが予想されており、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド、及びフルエレクトリックパワートレインで提供されることが濃厚だ。

またBMWは1986年に発売された「E32型」第2世代以降、すべてのモデルにV型12気筒エンジンを搭載してきたが、ついに終焉を迎えることになりそうだ。最上級レンジを求める顧客は最高出力650ps以上を発揮する『i7 M60』へ移行することになるだろう。i7 M60では少なくとも2つの電気モーターを搭載、1回の充電による後続は400マイル(644km)を超えると思われる。またRWDの「i735d」と「i740」を除いてファミリーすべてのモデルは全輪駆動「xDrive」を搭載する。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る