AIが不正な保険金請求を検知---セゾン自動車開催保険のシステムが稼働

不正請求と相関関係の高い事故データを表示(イメージ)
不正請求と相関関係の高い事故データを表示(イメージ)全 1 枚

セゾン自動車火災保険は6月23日、フランスのスタートアップ企業であるシフトテクノロジーが提供する、不正な手法による保険金の請求を検知するソリューションの運用を開始したと発表した。

不正な手法による交通事故関連の保険金の請求は増加している。組織的な犯行に加え、インターネットで気軽に情報を得られることから不正な請求を行う主体の裾野が広がり、社会問題となっている。従来、こうした不正請求は、保険金支払い部門の担当者が事案の内容を確認しながら抽出していたが、知識の伝承や専門人材の不足が課題になっていた。

セゾン自動車火災は、 不正請求を排除し、公平で公正な保険金支払いを維持するため、デジタル技術による不正請求検知に高い知見を有するシフトテクノロジーのソリューション導入を決定した。

膨大な過去の保険金支払データをAI技術の活用で分析、 不正請求と相関関係の高い事故データを検知する。また、請求に関わる当事者の隠れた関係性をネットワーク図にして可視化する機能も備え、組織的な不正の疑いがある保険金請求を効率的に検知する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る