指を近づけるとアイコンが拡大…「静電ディスプレイパネル」を開発 東海理化とアルプスアルパイン

指を近づけるとアイコンが拡大
指を近づけるとアイコンが拡大全 2 枚

東海理化とアルプスアルパインは6月24日、カーナビゲーションシステムやヒーターコントロールスイッチなど各種提示情報の直感的な操作を可能とする次世代HMI製品「静電ディスプレイパネル」を共同開発したと発表した。2024年の実用化に向けて提案する。

今回共同開発した「静電ディスプレイパネル」は、ホバー&ジェスチャー操作を可能とした入出力ディスプレイと振動フィードバック技術を搭載したタッチ操作部で構成する表示・操作用の次世代HMI製品。指を近づけるとディスプレイ内の操作したいアイコンが拡大し、さらに指を近づけるとサブメニューが出現する。

アイコンを狙うことなく、簡単なジェスチャー操作(手払い)による「戻る」や「HOME」画面へのショートカットを選択できる。操作内容に応じた多彩な触覚フィードバックにより、直感的な操作が可能となる。

両社がタッチパッドの開発で培ってきた静電容量検出技術や振動による触感フィードバック技術などを活かすことで、開発した。ドライバーの画面注視を最小限に抑え、安全に貢献する。

両社は2024年の実用化に向けて自動車メーカーへの提案を進める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  4. ジープ『コンパス』新型の写真公開! アウトドアファンの要望に応える新インテリア
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る