地域間や業種をまたがるモビリティデータ連携 経産省が事業を支援

地域や業種をまたがるモビリティデータ利活用推進事業のスキーム
地域や業種をまたがるモビリティデータ利活用推進事業のスキーム全 1 枚

経済産業省は6月25日、高度なMaaS(モビリティアズアサービス)実現に向けて、地域や業種をまたがるモビリティデータの利活用を推進する事業者を支援すると発表した。

経済産業省は、国土交通省と連携し、2019年度から新たなモビリティサービスの社会実装を通じた移動課題の解決や地域活性化を目指して「スマートモビリティチャレンジ」事業を推進している。これまでの2年間、先進的な取組を行う地域で新たなモビリティサービスの実証実験を行うとともに、全国に先進的な取組を展開するため、事業性、社会受容性について横断的に分析し、成果や課題を整理してきた。

2021年度は、これまでの実証実験や横断的分析で得られた成果や課題を踏まえ、地域での実証実験を継続して実施するとともに、地域や業種をまたがるモビリティデータ利活用により新たな価値を生み出す高度なMaaSの実現に向けた事業を実施する。

具体的には、地域や業種をまたいでのデータ利活用上の課題解決や新たな付加価値の検証、事業性の検証、住民・サービス利用者の社会受容性を検証する実証実験などを支援する。実証実験の企画・準備・実施と分析と課題抽出に必要な費用を代表団体に外注費として支給する。上限3000万円で、2件程度を想定している。

募集期間は6月25日から7月19日。

事業は「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト」の研究開発・社会実装計画に基づいて実施するため、有識者会議などで実施状況をフォローアップする。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る