ボルボカーズとグーグル、将来のユーザーエクスペリエンス技術を共同開発

ボルボカーズとグーグルが共同開発する将来のユーザーエクスペリエンス技術
ボルボカーズとグーグルが共同開発する将来のユーザーエクスペリエンス技術全 5 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)とグーグル(Google)は6月30日、エンジニアリングとデザインを融合させながら、安全性を最大化するためのシンプルなユーザーエクスペリエンス技術を共同開発すると発表した。

写真:ボルボカーズとグーグルが共同開発する将来のユーザーエクスペリエンス技術

ボルボカーグループは、「Googleアシスタント」、「Googleマップ」、「Googleプレイ」が利用できる「アンドロイド・オートモーティブOS」内蔵のインフォテインメントシステムを車載化した最初の自動車メーカーだ。現在もインフォテインメントとコネクティビティを次のレベルに引き上げるために、グーグルとの戦略的コラボレーションを続けている。

ボルボカーズの次世代ユーザーエクスペリエンスへのアプローチは、ボルボのEVに搭載されている車内とクラウドにまたがる各種OSを統合した「VolvoCars.OS」の一部であり、アンドロイド・オートモーティブOSと新しい車載ディスプレイから始まるという。

ボルボカーズとグーグルは、エンジニアリングとデザインを融合させながら、安全性を最大化するためのシンプルなユーザーエクスペリエンス技術を共同開発する。このユーザーエクスペリエンスのデザインは、運転中の関連性レベルに応じて、ドライバーのための情報を明確に分けているのが特徴だ。

例えば、高解像度のドライバーインフォメーションスクリーンは、速度やバッテリー残量など、運転に関連する重要な情報をドライバーに届ける。ヘッドアップディスプレイは、ドライバーが目をそらすことなく、重要な情報を目の前に表示することができるという。

将来のボルボ車には、ダッシュボード中央に大型のタッチスクリーンが搭載され、必要なシステムに、タッチまたは音声コマンドで簡単にアクセスできる。これにより、必要な情報だけを適切なタイミングで提供することができ、ボルボのドライバーは運転と道路上での安全確保に集中することができる、としている。

《森脇稔》

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