「月額料金は走った分だけ」三菱ふそう、アジア初のリースプログラム提供開始

三菱ふそうトラック・バス(イメージ)
三菱ふそうトラック・バス(イメージ)全 3 枚

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)とふそうファイナンシャルは、国内・アジア初となる、「リース料は、走った分だけ」のリースプログラム「FUSOマイレージリース」を7月1日より開始した。

従来の自動車リースは定額支払が一般的だったが、FUSOマイレージリースは毎月一定の「月額基本料金」と、前月の実走行距離によって変動する「変動月額リース料」で構成される。トラックなど商用車では、走行距離が事業の売り上げに直結。長い距離を走った月は売り上げが伸び、走行距離が短い月は売り上げが少ないということになる。両社は新たな選択肢として、走行距離が伸びなかった月はリース料金を節約できるFUSOマイレージリースを提供し、事業者をサポートする。

FUSOマイレージリースは、MFTBCのテレマティクス技術「トラックコネクト」によって実現した。トラックコネクトはインターネット経由で稼働中の車両情報をリアルタイムに取得し、その情報をクラウド型の「FUSOデータベース」に蓄積。MFTBCは車両の月間走行距離を正確に把握し、ふそうファイナンシャルは即時にリース料金を計算することができる。FUSOマイレージリースは三菱ふそうの新車トラックが対象で、リース期間は3年または5年となる。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大など、先の見通しが難しい経済状況が続く中、商用車のユーザーは、不測の事態への柔軟かつ迅速な対応が求められている。MFTBCとふそうファイナンシャルは、新しい選択肢としてFUSOマイレージリースを提案し、顧客へのサポートをさらに進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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