トヨタ、米国販売44%増…スープラ と プリウス が9割増 2021年上半期

トヨタ GR スープラ の2021年モデル(北米仕様)
トヨタ GR スープラ の2021年モデル(北米仕様)全 8 枚

トヨタ自動車(Toyota)の米国部門の米国トヨタ販売は7月1日、2021年上半期(1~6月)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は129万1879台。前年同期比は44.5%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。

全販売台数129万1879台のうち、トヨタブランドは113万4166台。前年同期比は44.1%増と回復した。その内訳は、乗用車が38万9673台で、前年同期比は43.7%増とプラスに転じた。SUVなどのライトトラックは50万3690台。前年同期比は46.0%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が17万7671台を販売した。前年同期比は41.1%増と3年ぶりに増加した。『カローラ』は、41.9%増の15万5531台と回復した。『プリウス』は89.2%増の3万8763台と、プラスに転じた。スポーツカーの『スープラ』は前年同期比98.3%増の4548台と大きく伸びる。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が22万1195台を売り上げ、前年同期比は20.6%増と2年連続のプラス。中型SUVの『ハイランダー』は、82.6%増の14万4380台と回復。『C-HR』は、14.1%増の2万4443台と増加に転じた。『ランドクルーザー』は、前年比約2.8倍の3550台と回復している。

大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、前年同期比10.3%減の4万3865台と、3年連続の前年割れ。中型ピックアップトラックの『タコマ』は、33.0%増の13万9296台と2年ぶりに前年実績を上回った。

トヨタの2020年の米国新車販売台数は、211万2941台。前年比は11.3%減と、5年連続で前年実績を下回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る