マセラティ グラントゥーリズモ 次世代型を完全スクープ!初のEVは600馬力オーバーか

マセラティ グランスーリズモ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
マセラティ グランスーリズモ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 11 枚

マセラティが6月に公式リークした『グラントゥーリズモ』の次世代型プロトタイプ。今回スクープサイト「Spyder7」では、その実車をより鮮明に撮影することに成功した。

プロトタイプ車両は依然としてディティールが隠されているが、初めて上からの撮影に成功。ルーフやリアウィングの形状がわかるほか、『MC20』との共通性を感じさせる新しいヘッドライトを装着していることも確認できる。また同ブランド特有のワイドグリルや、コーナーに押し出された大型エアインテークなどが見てとれる。現行型よりラウンドしたフロントエンドが予想される。

最大の進化は、V型8気筒自然吸気エンジンからフルエレクトリック(EV)パワートレインへの移行だろう。グラントゥーリズモは2007年に4.2リットルのフェラーリ製エンジンを搭載し発売、その後4.7リットルに拡大された「グラントゥーリズモ S」を設定しているが、このフルモデルチェンジでは大きな転換期となりそうだ。

マセラティ グランスーリズモ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)マセラティ グランスーリズモ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
マセラティ初となるEVは、イタリア語で「稲妻」を意味する「Folgore」と名付けられたドライブトレインが初めて採用される。フロントアスクルに1つ、リヤアスクルに2つのトリプルモーターを搭載するAWDとなる。リヤモーターは個別に出力、及びトルク管理を可能とし、アクティブトルクベクタリングを実現する。最高出力はガソリンより強力で、600ps以上は確実とみられている。

グラントゥーリズモのワールドプレミアは2021年内と予想され、派生オープンモデルの「グランカブリオ」は2022年内のデビューが期待されている。2021年内には新型SUV『グレカーレ』も発表予定で、2024年までには16台の新型モデルが登場予定となっている。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る