【ヤマハ YZF-R25 試乗】若者人気も納得、懐の広いバイクです…小鳥遊レイラ

多少グラッときても女性でも支えきれる手軽な車体サイズと車重

街中からツーリング、そしてサーキットまで

250クラスとしては十分なパワフルさ

初心者はもちろん、カスタム次第でベテランも満足できる

ヤマハ YZF-R25
ヤマハ YZF-R25全 24 枚

『YZF-R25』は私が2年半前にバイクを初めて買った時、候補として試乗したことがある1台です。その時はなんて素直で初心者に扱いやすいマシンなんだろうと思っていたのですが、こうして改めて乗ってみると、当時の感想がそう間違ってはいなかったんだなーと実感します。

【画像全24枚】

多少グラッときても女性でも支えきれる手軽な車体サイズと車重

ヤマハ YZF-R25ヤマハ YZF-R25

私が乗りやすいなと思ったポイントは、手軽な車体サイズとその車重。YZF-R25の重さはABS付きで170kg。普段乗っている250ccで同じく2気筒の『GSX250R』と比べると8kg、4気筒の『ZX-25R』では14kgと一回りも違います。

シート高は780mmと250ccクラスとしてはオーソドックスですが、シート前方が絞られているので両脚は母指球までしっかり接地。これで車体が軽いものだから、信号待ちなどで多少グラッときた時も女性でも支えきれるという安心さが先の2車種よりも上を行きます。

街中からツーリング、そしてサーキットまで

ヤマハ YZF-R25ヤマハ YZF-R25

ライディングポジションもサーキットでのスポーツライドが楽しめるセパハンだけど低すぎないところが私的には高評価。そもそもこのYZF-R25は「普段の街中からツーリング、そしてサーキットまで幅広いステージを狙ったモデル」とヤマハはPRしています。

その通り、フルカウルのスーパースポーツというかたちをしていても街乗りの乗りやすさも十分に考えられており、パッと跨ると軽い前傾姿勢ですが決して肩に負担がかかるわけではありません。それでいて、高速道路やサーキットの直線でしっかり伏せたときにも、タンクのくぼみも相まって、フィットできるようにもなっているところも良いですね。

250クラスとしては十分なパワフルさ

ヤマハ YZF-R25ヤマハ YZF-R25

エンジンも扱いやすくいい感じです。吹け上がりは実に滑らかで強烈すぎず、排気音も優しい感じ。でも、強烈ではないからといってパワーがないわけではなく、最大で35psと250クラスとしては十分なパワフルさ。そのパワーをあまり感じさせずにライダーが綺麗に引き出せるようにしてあるところが設計の上手なところなんでしょう。

サスやブレーキも街中からとても自然に扱えます。特にフロントの倒立フォークは、サーキットなど結構スピードを乗せた状態からのブレーキングでもしっかり車体を安定させてくれ、安心してコーナーに入っていくことができます。

初心者はもちろん、カスタム次第でベテランも満足できる

ヤマハ YZF-R25ヤマハ YZF-R25

したがってYZF-R25は、「加速・減速・曲がる・止まる」というバイクで最初に覚える基礎的な乗り方を覚えやすいバイクになっていると言えるでしょう。このことは以前乗った兄弟車であるネイキッドの『MT-25』でも同じように感じました。さらに、私はサーキット用にカスタマイズしたYZF-R25にも乗ったことがあるのですが、そうするともっと速い走りにも応えられるポテンシャルの高さに気付かされます。

街乗りだけだったらノーマルでも十分楽しめて初めてバイクに乗る人にも安心して勧められると同時に、サーキット好きのベテランにもカスタム次第でかなり本格的な走りも満足させてくれる、そんな懐の広いモデルでした。

■5つ星評価
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
コンフォート:★★★★
足着き:★★★★★
オススメ度:★★★★

小鳥遊レイラ|愛称:ことりちゃん
レースクイーンに憧れてモータースポーツ業界へ。しかしMOTOR STATION TVでの出演をきっかけに走る方に目覚めてしまい、いきなり大型二輪免許を取得。現在では2輪4輪共にサーキットを走り、一昨年に4輪のレース参戦のためJAF国内A級ライセンスを取得。先日、MFJロードレース国内ライセンスを取得して、今年は2輪でもレースに参戦予定。イベントMCから2&4輪の耐久レース参戦まで楽しむモータースポーツ女子。身長は160cm。

《小鳥遊レイラ》

小鳥遊レイラ

小鳥遊レイラ|愛称:ことりちゃん レースクイーンに憧れてモータースポーツ業界へ。しかしMOTOR STATION TVでの出演をきっかけに走る方に目覚めてしまい、いきなり大型二輪免許を取得。現在では2輪4輪共にサーキットを走り、一昨年に4輪のレース参戦のためJAF国内A級ライセンスを取得。先日、MFJロードレース国内ライセンスを取得して、今年は2輪でもレースに参戦予定。イベントMCから2&4輪の耐久レース参戦まで楽しむモータースポーツ女子。身長は160cm。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. エンジンは『GRヤリス』の1.6リットル3気筒ターボベース、FRJが第2世代マシン導入へ…2027年から
  2. メルセデスベンツの40車種4000台以上をリコール…緊急通報時にコールセンターの音声が聞こえないおそれ
  3. 【日産 エルグランド 新型】あえて全幅を45mm拡大!? 高級ミニバンの王者『アルファード』にないものと、ミスから生まれた“偶然の産物”
  4. 『MR2』だけじゃない! トヨタの600馬力スポーツカー『FT-Se』、いよいよ登場か
  5. 三菱独自の四輪制御技術「S-AWC」の現在と未来は、新型『デリカD:5』の分解展示も…人とくるまのテクノロジー展2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る