さよなら、大正生まれ電車…ことでんの2両がラストラン、撮影会も開催 8月9日

昭和になる直前に誕生した1000形120号と3000形300号。ともに、ことでん開業時から在籍する生え抜き。
昭和になる直前に誕生した1000形120号と3000形300号。ともに、ことでん開業時から在籍する生え抜き。全 4 枚

香川県の高松琴平電気鉄道(ことでん)は7月8日、レトロ電車のラストランを8月9日に実施すると発表した。

ことでんにイベント用として残る最後のレトロ電車は、開業に備えて汽車製造(現・川崎重工業車両カンパニー)で製造された1000形120号と日本車輛製造で製造された3000形300号の2両で、ともに1926年10月に登場したオリジナル車両。

当日は、仏生山(ぶっしょうざん)工場(香川県高松市)で撮影会が11時から13時50分まで6回に分けて20分ずつ開催され、その前後に、長尾線と琴平線でラストラン列車が運行される。

時刻は、瓦町8時25分発~長尾9時1分着・長尾9時7分発~高松築港9時48分着・9時53分発~仏生山10時9分着(撮影会開催)14時56分発~琴電琴平15時55分着・16時19分発~高松築港17時34分着・17時38分発~仏生山17時54分着。

撮影会の参加料金は各回2000円で、時間帯ごとに異なるヘッドマークが掲出される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る