AZAPAと愛知県西尾市、アートの島で自動運転モビリティの実証実験を計画

AZAPAエンジニアリングが開発を進めるパワースクーター
AZAPAエンジニアリングが開発を進めるパワースクーター全 1 枚

AZAPAエンジニアリングは、愛知県西尾市と事業連携協定を締結し、同市・佐久島にて自動運転モビリティ(仮称:パワースクーター)を活用した実証実験を行うと発表した。

佐久島は三河湾に浮かぶ人口200人あまりの小さな島。1996年からアートによる島おこしに取り組み、島内一円に展示されたアート作品を巡るスタンプラリーなどが楽しめる。しかし、佐久島には公共交通がなく、島民の高齢化も進むなど課題も多い。一方、AZAPAエンジニアリングでは、免許返納後の高齢者や過疎地域における交通弱者の移動課題の解決を目的とし、誰もが気軽に、安全に活用できるパワースクーターの開発を進めている。

今回、AZAPAエンジニアリングと西尾市は、「島民の移動手段」「佐久島の魅力向上・活性化」「佐久島におけるSDGsの推進」などで事業連携協定を締結し、年内に佐久島にて自動運転試験を含めたパワースクーターの実証実験を実施。島民の移動手段を確保し、安全・安心な暮らしを推進するとともに、観光施策の一環として、新たな交通手段の活用を通じた活性化を目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. インフィニティの最上位SUV『QX80』に初の「スポーツ」グレード登場
  5. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る