水冷Vツイン搭載、ハーレー スポーツスターS 予約受注開始…価格は185万8000円より

ハーレー スポーツスターS
ハーレー スポーツスターS全 30 枚

ハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)は、水冷エンジン搭載の新型『スポーツスターS』(Harleydavidson Sportster S)を今秋より発売。予約受注を7月14日より開始した。価格は185万8000円より。

スポーツスターSは、新開発の1252cc水冷60度Vツインレボリューションマックス1250Tエンジンを搭載する。基本設計は今春デビューのアドベンチャーツーリング『パンアメリカ』シリーズと同じだが、低中回転域でのトルクを高めた他、ピストンや吸気系の形状を変更。発進時の素早い加速や中速域での力強い走りなど、スポーツスターに相応しい味付けとなっている。

ハーレー スポーツスターSハーレー スポーツスターS
また、フロントフレーム、ミッドフレーム、テールセクションをパワートレインに直接ボルトで固定。従来のフレームを排除し、車重を軽減しながらも剛性の高いシャシーを実現し、加速、ハンドリング、ブレーキ性能も向上させている。

シート高は755mmのロースタイル、17インチのマッシブなフロントタイヤは、フェンダーのないクラシックなボバーカスタムを彷彿とさせる。テールセクション、ハイマウントのマフラー、スリムなソロシート、フルLEDのオーバルヘッドランプ、バーエンドミラー等が、都会的でパワフルなスタイリングを強調。サイドビューでは、チョコレートサテン仕上げの軽量マグネシウム製エンジンカバーが目を引く。

スポーツスターSは、すべてのメーターとインフォテインメント機能を集約する4インチ丸型TFTスクリーンを搭載。無反射ガラスカバーを採用し、あらゆる条件下で見やすく設計されている。4インチ丸型TFTスクリーンでは、タイヤ空気圧、エンジン温度と油圧、バッテリー電圧をモニタリングできるほか、ライドモードの選択が可能。パフォーマンスライディングを実現する「スポーツモード」、日常使用に最適なバランス重視の「ロードモード」、荒天時等に最適な安全性能重視の「レインモード」に加え、自分好みにアレンジ可能な「カスタムモード」も2つ登録できる。このほか、クルーズコントロール機能、Bluetooth接続によるスマートフォンやヘッドセット等との連携機能も搭載する。

ハーレー スポーツスターSハーレー スポーツスターS
さらに、6軸の慣性計測ユニット(IMU)で走行時のリーンアングルを自動計測し、電子介入によりライダーの安全をサポート。緊急ブレーキ時のコントロールを支援するコーナリングABS (C-ABS)、加速時に後輪が過度に空転するのを防ぐコーナリングトラクションコントロールシステム(C-TCS)、過度のエンジンブレーキによる後輪スリップを抑制するコーナリングエンハンストドラッグトルクスリップコントロールシステム(C-DSCS)等、最新技術も搭載する。

なおHDJでは、スポーツスターSのデビューを祝う「レボリューションデイ」を7月18日(9時~15時)、バイカーズパラダイス南箱根で開催。日本に1台だけの「スポーツスターS 日本モデル プロトタイプ」を一般公開する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る