国土交通省は7月14日、「第19回日ASEAN次官級交通政策会合」をテレビ会議で実施して「日ASEAN交通連携」の協力内容の進捗の確認や、新規協力案件について議論したと発表した。
今回の会合では11月に開催予定の「第19回日ASEAN交通大臣会合」に向けて「日ASEAN交通連携」の今後の協力内容について議論した。
具体的にはASEANにおける「質の高い交通」を推進するため、日本が新規プロジェクト「ビックデータを活用したモビリティの向上」を提案し、11月に開催予定の交通大臣会合で承認を求めることで合意した。
また、過積載車両管理のためのICTソリューション実証実験の報告と日ASEANコールドチェーン物流認証審査ガイドラインの策定についても交通大臣会合に報告して承認を求めることで合意した。
日ASEAN次官級交通政策会合の様子