ベントレー『コンチネンタルGT』の氷上レーサー、『DIRT 5』に収録 7月20日発売

オフロードレースゲームの『DIRT 5』

6.0リットルW12ツインターボは最大出力635ps

アイスレースカーには3種類のカラーリングを用意

『DIRT 5』の「スーパーサイズコンテンツパック」に収録されるベントレー・コンチネンタル GT のアイスレースカー
『DIRT 5』の「スーパーサイズコンテンツパック」に収録されるベントレー・コンチネンタル GT のアイスレースカー全 6 枚

ベントレー『コンチネンタルGT』(Bentley Continental GT)のアイスレースカーが、7月20日に発売されるゲーム『DIRT 5』の「スーパーサイズコンテンツパック」に収録される。7月14日、ベントレーが発表した。

オフロードレースゲームの『DIRT 5』

DIRT 5は、コードマスターズがリリースしているオフロードレースゲームだ。壮大な景観と爽快なサーキット、プレイグラウンド、スタジアムが舞台となる。このDIRT 5のオフロードレース体験に、新たにベントレーのアイスレースカーが追加される。プレイヤーは自宅にいながら、特注カラーのベントレーで氷上レースのスリルを味わうことができるという。

DIRT 5のアップデートのメインとなるのは、ベントレーのコンチネンタルGTアイスレーサーの収録だ。ベントレーは2020年2月、オーストリア・ツェルアムゼーで開催されたGPアイスレースに、コンチネンタルGTで初参戦した。

2日間のモータースポーツで構成されるGPアイスレースは、1937年に開始され、2019年に復活した。このイベントには、新旧のレーシングカーやラリーカーが参戦する。600mの凍った雪上コースにおいて、さまざまな車両カテゴリーで競い合う。

6.0リットルW12ツインターボは最大出力635ps

現行コンチネンタルGTには、パワートレインにSUVの『ベンテイガ』譲りの新世代6.0リットルW12気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。最大出力は635ps、最大トルクは91.8kgmを発生する。トランスミッションは8速デュアルクラッチ、駆動方式は4WD。動力性能は、0~100km/h加速3.8秒、最高速333km/hだ。

アダプティブシャシーには、48Vの「ダイナミックライドシステム」を採用した。路面状況を問わず、乗り心地やハンドリングを引き上げる。新システムでは、横方向のロールを制御することで、乗員への不快な挙動を抑えているという。

GPアイスレースの参戦車両は、市販車に近い状態に保たれる。最低地上高は若干引き上げられ、トレッド幅は15mm拡大した。ピレリ製の「スコーピオンアイスゼロ2」22インチタイヤ、高性能ブレース、アクラポビッチ(AKRAPOVIC)製の排気システム、スキー用の特注ラックが装備された。このほか、レースに欠かせないロールケージ、消火システム、レーシングシート、ハーネスなどの安全装備を採用している。ブルー基調のボディカラーは、2019年のパイクスピーク国際ヒルクライムで記録を更新した車両へのオマージュという。

アイスレースカーには3種類のカラーリングを用意

DIRT 5のダウンロードコンテンツパックでは、コンチネンタルGTのアイスレースカーに、3種類のカラーリングを用意した。「GTアイスレースカラーリング」は、 2020年のツェルアムゼーのアイスレースに参加したGPアイスレースカーのカラーリングだ。「アートカラーリング」は、DIRT 5のダウンロードコンテンツパックのために、ショーン・ブル・デザインと共同でデザインしたファンタジーなカラーリングが特長。「トブラローネカラーリング」は、コードマスターのチームが社内でデザインしたカラーリングとなる。

DIRT 5は、プレイステーション4とプレイステーション5、XboxワンとシリーズX、シリーズS、ウィンドウズストア、スチーム、グーグルスタディアで購入できる。今後、アマゾンルナでも取り扱う予定だ。

DIRT 5のスーパーサイズコンテンツパックでは、3台のアイコニックな現代のレースカーが追加される。その中の1台が、コンチネンタルGTのアイスレーサーになる。また、27の新しいカスタムキャリアイベント、新しいサーキット、さまざまなプレイグラウンド、新しいアチーブメントとトロフィーも用意される、としている。

《森脇稔》

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