ポルシェ マカン が大幅パワーアップ、改良新型の予約受注開始…価格は754万円より

ポルシェ マカンS
ポルシェ マカンS全 12 枚

ポルシェジャパンは、改良新型『マカン』(Porsche Macan)3モデルの予約受注を7月20日より開始した。価格は「マカン」(ベーシック仕様)が754万円、「マカンS」が977万円、「マカンGTS」が1188万円。

GTSは大幅パワーアップで最高出力440ps

今回発売するマカン、マカンS、マカンGTSは、全モデル、先代よりも大幅に出力が増大している。

フラッグシップのマカンGTSは、先代を60ps上回る最高出力440psを発生する2.9リットルV6ツインターボエンジンを搭載。スポーツクロノパッケージ仕様車は0-100km/h加速4.3秒、最高速度は272km/hに達する。

マカンSにも先代比26ps増の最高出力380psを発生する2.9リットルV6ツインターボエンジンを搭載する。0-100km/h加速は4.6秒、最高速度は259km/h。ベーシックモデルは新開発の2.0リットル4気筒ターボエンジンを搭載。最高出力265psを発生し、0-100km/h加速は6.2秒、最高速度は232km/hに達する。

全モデルとも7速デュアルクラッチトランスミッション(PDK)とポルシェトラクションマネジメント(PTM)4WDシステムを組み合わせる。

GTSはスポーツエアサスペンションを標準装備

幅広い状況に対応するサスペンションにより、優れた快適性とスポーツ性能を兼ね備える。さらにシャシーを最適化し、さまざまな走行条件と路面条件にダイレクトに応答し、ステアリングホイールを介してドライバーに優れたフィードバックを提供。ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)のダンパー特性などの要素はモデル専用に再適合化し、個々のホイールの減衰力を連続的に調整する。

最上位モデルのマカンGTSは、ボディを10mm低く設定するスポーツエアサスペンションを標準装備。エアサスペンションのフロントアクスルの剛性は先代より10%、リアアクスルは15%向上し、ダイナミックな走りに貢献する。オプションのGTSスポーツパッケージは、パフォーマンスタイヤを備えた21インチGTデザインホイール、ポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)を装備。スポーツクロノパッケージともにダイナミックな性能をさらに高めてくれる。

スポーティかつシャープなデザイン

エクステリアでは、再設計されたノーズがワイドボディを強調。マカンGTSのノーズセクションの中央部とその他のエレメントはブラックで仕上げられている。リアでは技術的なデザインを取り入れたディフューザーが目を引く。フロントエンドには新しい立体構造を採用し、同様の構造を備えたサイドブレードもオプションで用意する。また、LEDヘッドライトのポルシェダイナミックライトシステム(PDLS)とスポーツデザインエクステリアミラーを全モデル標準装備する。

ボディカラーは新色のパパイヤメタリックとゲンチアンブルーメタリック、GTSスポーツパッケージを備えたマカンGTSのパイソングリーンを含む、合計14色を用意する。標準装備ホイールも大径化。マカンは19インチ、マカンSは20インチ、マカンGTSは21インチとなり、7種類の新ホイールデザインも追加した。

タッチパネルを備えた最新デザインのセンターコンソール

インテリアでは、最新デザインのセンターコンソールを採用する。タッチパネルを採用した新しい操作コンセプトをコックピットに導入。コントロールモジュールの中央には、コンパクトになった新しいセレクターレバーを備え、ダッシュボード上部にはアナログ時計も標準装備する。また、インテリアに新しいカラーのハイライトを追加するため、ゲンチアンブルー、パパイヤ、またはクレヨンのレザートリムとコントラストステッチの多数のパッケージをオプションで用意する。

さらに数多くのオンライン機能とサービスも継続して標準装備。「ポルシェコミュニケーションマネジメント」の10.9インチのフルHDタッチディスプレイや音声コマンドを使用して、これらの機能とサービスを制御できる。新しいマルチファンクションGTスポーツステアリングホイールは、『911』シリーズと共通デザインとした。

トップモデルでのみ利用可能なGTSスポーツパッケージには、専用のインテリア装備も含まれる。18ウェイ電動調節機能付スポーツシート、カーボンインテリアパッケージ、エクステンデッドレザーエレメントを備えたRace-Texインテリア、さまざまなアイテムのコントラストステッチ、パイソングリーンの“GTS”ロゴなどを装備する。

《纐纈敏也@DAYS》

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