MINI、Mini『クーパー』誕生60周年を祝福…世界限定740台の「アニバーサリーエディション」発表

2000年に死去したジョン・クーパーへのオマージュ

グリーンの車体にホワイトのアクセント

ジョン・クーパーのサインが添えられたインテリア

MINI アニバーサリーエディション
MINI アニバーサリーエディション全 21 枚

MINIは7月17日、Mini『クーパー』の誕生60周年を祝う「アニバーサリーエディション」を欧州で発表した。MINI『ハッチバック』の3ドア「クーパー」、「クーパーS」、「ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」合計で、世界限定740台を生産する予定だ。

2000年に死去したジョン・クーパーへのオマージュ

98年前の7月17日、ジョン・クーパーは生まれた。F1で大きな成功を収めただけでなく、60年前、ジョン・クーパーは、クラシックMiniで伝説的なレースでの勝利の基礎を築いた。これが、現在のMINIとクーパーファミリーのコラボレーションの始まりであり、今日も続いている。その伝統は、1961年9月に発売された最初のMiniクーパーから、最新ラインナップのジョン・クーパー・ワークスモデルにまで受け継がれているという。

1961年9月に登場したMiniクーパーの誕生60周年を記念して、MINIは歴史への回帰と最先端のテクノロジーを組み合わせたアニバーサリーエディションを、世界限定740台で生産する。アニバーサリーエディションは、2000年に死去したジョン・クーパーへのオマージュになるという。

グリーンの車体にホワイトのアクセント

ジョン・クーパーによって設計された初期のレーシングカーは、白いアクセントが付いたグリーンの車体が特長だった。これをモチーフに、アニバーサリーエディションは、ブリティッシュレーシンググリーンメタリックのボディカラーをまとう。ミッドナイトブラックメタリックも選択することが可能。ジョン・クーパー・ワークスには、レベルグリーンのボディカラーも用意している。

ボディカラーを問わず、ヘッドライトとテールランプ周り、ルーフ、ドアミラーカバー、ドアハンドルはホワイトで仕上げられる。その他の外装トリムは、ピアノブラックのハイグロス仕上げが施されている。

アニバーサリーエディションには、白いボンネットストライプと赤いアクセントラインも採用された。ボンネットとドアに配された「74」のデカールは、オリジナルのMiniクーパーがモータースポーツへの参戦を開始した当時、74のゼッケンナンバーを装着していたことに由来する。

ジョン・クーパーのサインが添えられたインテリア

アニバーサリーエディションには、スポーティなジョン・クーパー・ワークスの装備が盛り込まれる。たとえば、KONI(コニ)の特許技術である「Frequency Selective Damping(FSD)」技術を備えたサスペンションを採用する。サーキットスポークの2トーンデザインの18インチのジョン・クーパー・ワークスのアルミホイールも装備された。「COOPER」のネームロゴは、ドアシルトリム、サイドスカットル、Cピラー、ナッパスポーツレザーステアリングホイールのセンタースポークにあしらわれた。

アニバーサリーエディションのインテリアには、ダイナミカ/レザーカーボンブラック仕上げのジョン・クーパー・ワークスのスポーツシート、アンスラサイトのヘッドライナー、ステンレス製ペダルセット、ピアノブラックハイグロスのインテリアトリムを装備した。

オリジナルのジョンクーパーロゴが付いた赤いリングは、ラゲッジコンパートメントリッドと助手席側インテリアに配される。運転席側のインテリアには、ジョン、マイク、チャーリー・クーパーのサインが描かれた。ドライバー側のドアフレームの内側には、ジョン・クーパーのサイン入りエンブレム、限定車を示す「1 of 740」のシリアルプレート、「60 YEARS OF MINI COOPER-THE UNEXPECTED UNDER DOG」というメッセージがあしらわれている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VWの小型SUVクーペ『ニーヴァス』、スポーティな「GTS」誕生
  2. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  3. ルノーが新型フルハイブリッドを発表、燃費を最大40%向上させる
  4. BYD初のステーションワゴン発表、PHEVの『シール 06 DM-iワゴン』
  5. マッドスタータイヤ、新サイズ追加で軽自動車市場拡大へ 5月下旬から発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  2. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  3. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る