ランボルギーニ『ウルス』、生産1万5000台…世界発売3年での達成は同社最速

ランボルギーニのイタリア本社工場からラインオフした1万5000台目のウルス
ランボルギーニのイタリア本社工場からラインオフした1万5000台目のウルス全 8 枚

ランボルギーニは7月20日、1万5000台目の『ウルス』(Lamborghini Urus)が、イタリア本社工場からラインオフした、と発表した。

ランボルギーニの高性能SUVがウルスだ。パワートレインは、4リットル(3996cc)のV型8気筒ガソリンエンジンを2個のターボで過給したユニット。ランボルギーニ初のターボエンジンは、最大出力650hp/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2250~4500rpmを獲得する。

トランスミッションは8速ATで、駆動方式は4WDだ。車両重量はおよそ2200kg。0~100km/h加速3.6秒、最高速305km/hと、ウルスはSUVとして、世界屈指のパフォーマンスを備えている。

このウルスの1万5000台目が、イタリア本社工場からラインオフした。2017年12月にイタリア本国で発表されて以来、およそ3年半での1万5000台到達となった。ランボルギーニによると、世界市場での発売から3年での生産1万5000台達成は、ランボルギーニ史上最速という。

ウルスは、ランボルギーニの販売増に大きく貢献してきた。2021年上半期(1~6月)には、2796台のウルスを出荷。前年同期比は35%増と伸びて、ランボルギーニの上半期世界販売のおよそ6割を、ウルスが占めている。

《森脇稔》

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