ステランティス、「デザインスタジオ」設立へ…傘下の全ブランドを担当
ステランティスデザインスタジオは、自動車をはじめ、輸送から産業、製造など、幅広い企業にグローバルなデザインサービスを提供する。ステランティスデザインスタジオは、従来の「プジョーデザインラボ」を拡張する形で設立される。ステランティスデザインスタジオは、マセラティ、ジープ、DS、ランチアなど、ステランティス傘下の各ブランドに順次、その業務を拡大していく。
ステランティスデザインスタジオを主導するのは、クラウス・ブッセ氏とアルノー・グルナック氏だ。クラウス・ブッセ氏は、ステランティスデザインスタジオのデザイン責任者として、マセラティやヨーロッパのジープを担当する。同氏は、高級ブランドでの豊富な経験を生かして、ステランティスデザインの表現の範囲を広げていく。
アルノー・グルナック氏は、プジョーデザインラボのディレクターとして、スタジオの拡張を推進してきた。ステランティスデザインスタジオでは、その進化と国際的発展に向けて、クリエイティブディレクターを務める。
なお、プジョーデザインラボは今後も、ステランティスデザインスタジオ内で活動を続け、主要なパートナーとプロジェクトを強化していく。また、ステランティスデザインスタジオは、そのノウハウを傘下のすべてのブランドに段階的に拡大する予定、としている。
《森脇稔》
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