テスラの純利益、13倍と伸びて過去最高に 2021年上半期決算

テスラのEV
テスラのEV全 3 枚

テスラ(Tesla)は7月26日、2021年上半期(1~6月)決算を発表した。

同社の発表によると、上半期の売上高は223億4700万ドル(約2兆4625億円)。前年同期の120億2100万ドルに対して、およそ1.8倍と引き続き伸びた。また、上半期の純利益は、過去最高の15億8000万ドル(約1740億円)。前年同期の1億2000万ドルに対して、およそ13倍の大幅増益を達成した。

大幅な増益となったのは、EV販売が好調なことが大きい。2021年上半期の世界販売(納車)台数は38万6050台。前年同期の17万9050台に対して、約2.2倍と増えている。

全販売台数38万6050台のうち、セダンの『モデルS』とクロスオーバー車の『モデルX』は、合計で3910台を販売した。前年同期の2万2800台に対して、82.9%減と引き続き落ち込む。

一方、小型EVセダンの『モデル3』(『モデルY』を含む)は上半期、38万2140台を販売した。前年同期の15万6250台に対して、約2.4倍と増加した。引き続きモデルSとモデルXを上回り、テスラの最量販車となっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る