BMW M2クーペ 新型、登場は2022年末か? 専用キドニーグリルを激写

BMW M2クーペ 新型プロトタイプ(スクープ写真)
BMW M2クーペ 新型プロトタイプ(スクープ写真)全 14 枚

BMWは7月、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」においてコンパクト2ドアクーペ『2シリーズクーペ』新型の実車を公開したが、その最上級モデルとなる『M2クーペ』新型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

目撃した開発車両は、フロントマスクをはじめ、サイドからリアにかけ偽装パネルで覆われているが、最終デザインと思われるグリルが初めて露出。ベースとなる2シリーズクーペとは異なり、攻撃性を高めた水平スラットを備えていることがわかる。

BMW M2クーペ 新型プロトタイプ(スクープ写真)BMW M2クーペ 新型プロトタイプ(スクープ写真)
他には、拡大されたエアインテーク、専用デザインのホイール、ワイドフェンダー、「M240i」と同様のMミラーを装着している。またヘッドライトもベースモデルと異なるように見えるほか、クワッドエキゾーストパイプ、大径ホイール、ローダウンされたスポーツサスペンションが最上級モデルであることを示している。

このプロトタイプにはカーボンルーフが装着されていないが、おそらくオプション設定となるだろう。

キャビン内は、2シリーズクーペとは根本的に異なることがわかった。ベースモデルでは『3シリーズ』や『4シリーズ』を踏襲するが、M2クーペでは『i4』や『iX』にみられる自立型のデジタルインストルメントクラスタと湾曲したインフォテイメントディスプレイを備える。市販型に引き継がれるかはまだ不明だが、i4やiX同様にBMWオペレーティングシステム8の搭載にも期待が膨らむ。

BMW M2クーペ 新型プロトタイプ(スクープ写真)BMW M2クーペ 新型プロトタイプ(スクープ写真)
予想されるパワートレインは、『M3セダン』、および『M4クーペ』に搭載されている3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンのデチューンバージョンだ。アップデートされた最新情報によると、M240iが最高出力387psを発揮するのに対し、M2クーペでは最高出力480ps、最大トルク542Nmという圧倒的パワーを発揮するという。

また駆動方式は後輪駆動のみとされ、トランスミッションはデュアルクラッチ(DCT)に加え、6速マニュアルトランスミッションも期待できそうだ。

噂によると、M2クーペ新型は2022年12月まで生産が開始されないと言われている。ワールドプレミアも来年後半となるだろう。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. ジープ『レネゲード』2027年モデルに注目集まる…6月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る