横浜ゴム、総合性能重視のトラック・バス用スタッドレスタイヤ発売へ

横浜ゴム 904W
横浜ゴム 904W全 6 枚
横浜ゴムは、トラック・バス用スタッドレスタイヤ「904W」を2021年9月より発売する。発売サイズは295/80R22.5~215/70R17.5の14サイズで価格はオープン。

904Wは従来品「SY397」の優れた氷上性能と雪上性能をさらに高めながら、特に非降雪地域で求められる耐摩耗性能(ロングライフ性)と耐偏摩耗性能(省メンテナンス性)を向上させた総合性能重視型スタッドレスタイヤ。総合性能重視型に相応しい優れた安全性と経済性をバランスよく両立させた。

トレッドパターンには氷雪上性能と耐摩耗性能を両立させる「ワイドトレッドデザイン」を採用。さらに「ワイドセンターブロック」と「高密度サイプレイアウト」がエッジ効果を高める。さらに「5段ピラミッドサイプ」を横浜ゴムのトラック・バス用タイヤとして初採用。ブロックの倒れ込みを抑制し、ブロックの剛性確保に貢献する。また、石噛みによる損傷を防ぐ「新ストーンイジェクトグルーブ」や偏摩耗を抑制する「千鳥ブロックレイアウト」がロングライフ性に貢献。これら新技術の採用により、従来品に比べ氷上制動性能を4%、雪上制動性能を2%高めながら耐摩耗性能を10%向上した。

また904Wでは年間を通じた使用を考慮し、SY397で好評を得た摩耗率によりトレッドパターンが変化する特長を継承した。新品時の冬はスタッドレスタイヤとしての氷雪上性能を発揮し、50%摩耗時(春~夏前)にはオールシーズンパターンに変わり梅雨のウェット路面に対応。90%摩耗時(夏~秋)にはリブパターンとなり優れた静粛性を発揮する。この特長により、季節によって変化する輸送事業者の様々なニーズに応える。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  3. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  4. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  5. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る