◆終了◆9/29【無料・オンラインセミナー】 カーボンニュートラル・EVを中心としたCASEのグローバルメガトレンド

1.カーボンニュートラルに向けた「CASE」の実装とトランスフォーメーション

13:00～13:30

川原 英司 氏
PwCコンサルティング合同会社　パートナー

世界的にサスティナビリティの重要性が経営課題として高まる中、自動車業界でも、温室効果ガス削減、資源の節約、人権などの課題感が高まっており、企業活動全般にわたってネットゼロに向けた経済性を含む施策の検討が必要となっている。電動化もその中心的戦略課題であり、その収益化と有効性の最大化に向け、プロダクト、プロセス、ビジネスモデルの観点からイノベーションが不可欠であり、製品アーキテクチャを含めバリューチェーンの各機能全体に至るまでの抜本的革新の発想が求められる。

［プロフィール］
自動車メーカー、戦略系コンサルティングファーム等を経てPwCコンサルティングに参画。製造業や自動車関連企業を中心に、経営戦略、M&A/戦略提携、新事業戦略、企業変革などのプロジェクトを多数手がける。著書に、「電気自動車が革新する企業戦略」（共著、2009年、日経BP社）、「自動車産業 次世代を勝ち抜く経営」（2011年、日経BP社）、「Mobility 3.0」（共著、2019年、東洋経済新報社）他

2.欧州と日本における自動車のE/Eアーキテクチャの動向とインフィニオン ソリューション

13:35～14:05

鰕名 孝行 氏
インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社　オートモーティブ事業本部
ヴィークル ユーザーエクスペリエンス＆E/Eアーキテクチャ　プリンシパル エンジニア

カーボンニュートラルに向けたCO2削減のための電動化や、自動運転のためのセーフティ要求、車両通信、車両セキュリティ要求によって、自動車のE/Eアーキテクチャは変化を続けています。本セッションでは、欧州と日本におけるこのE/Eアーキテクチャ (電源系と車内ネットワーク系) の動向について解説しながら、インフィニオン ソリューションを紹介します。

［プロフィール］
1988年電子測定器メーカーに入社後、電源回路、電子測定回路などの電子回路設計に関わる。その後、欧州系自動車システム会社の関連会社において電子制御ユニットおよび半導体デバイスの技術サポートに従事。2004年インフィニオン テクノロジーズ ジャパンに入社後、オートモーティブ事業本部において電動パワーステアリングなどのセーフティ アプリケーションと、モーター駆動IC、パワーMOSFETなどのパワー半導体デバイス、磁気センサーなどのセンサー デバイスを担当。2020年よりE/Eアーキテクチャとボディ用モーターコントロールを担当。E/Eアーキテクチャに関連した半導体製品の提案と技術サポートを行っている。

3.国内外の自動運転・ADAS開発をめぐる最新動向

14:10～14:40

清水 和夫 氏
モータージャーナリスト

現在、自動運転・ADAS開発はどのような状況なのか。クリアしている部分、足りない部分はどこにあるのか。2019年7月までSIP自動運転推進委員会構成員を務め、現在は国土交通省車両安全対策委員、経済産業省・国土交通省自動走行ビジネス検討会委員で、国際自動車ジャーナリストの講師がトレンドを解説します。

［プロフィール］
1972年のラリーデビュー以来プロドライバーの経歴を持つ。専門テーマはITS・安全環境技術、とくに水素とディーゼルへの造詣は深い。自動車雑誌での活動は90年代から予防安全を積極的に取り組み予防安全のテストを自ら行っている。テレビ番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレーターも務める。近年注目の集まる次世代自動車には独自の視点を展開し自動車国際産業論に精通。日本カーオブザイヤー選考委員なども務める。

4.安全・安心なモビリティに貢献、インフィニオンのAD/ADAS向けソリューション

14:45～15:15

夏目　雅弘 氏
インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社　オートモーティブ事業本部
ヴィークル オートメーション＆シャシー　アプリケーション マーケティング マネージャー

先進安全機能の普及が進むなか、ドライバーは「安全機能は搭載していて当然」と考えるまでになりつつあります。この新しいモビリティ世界に半導体サプライヤが果たすべき役割とは。本セッションでは、最新モビリティの実現に貢献するインフィニオン製品群が、いかにユーザーが意識をせずに安全・便利な機能を利用できる環境を実現するか、そのアイデアを紹介します。

［プロフィール］
1999年富士通半導体部門に入社後、主にコンシューマ製品向けPower Management IC開発に従事。その後サイプレス セミコンダクタ社においてマーケティング担当としてADASアプリケーション向けICの製品企画、および欧州でのプロモーションに携わる。この経験を通じADASアプリケーションのシステム、および機能安全の知見を得たのち、現在はインフィニオンテクノロジーズジャパンにてADAS/ADのアプリケーションマーケティングを担当。ADAS/AD向けに最適な半導体製品のプロモーションや将来に向けた提案を行っている。

5.自動車メガトレンドをとりまく課題を解決するインフィニオンの半導体戦略

15:20～15:50

楠本 正善 氏
インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社　オートモーティブ事業本部
MCビジネスユニット　テクニカル マーケティング担当　シニア ディレクター

100年に一度と言われる自動車の大変革期の中で、半導体の果たす役割はますます大きくなっています。本セッションでは、電動化や自動運転に代表されるメガトレンド、またそれを実現するためのE/Eアーキテクチャーの実現にむけて対応すべき課題に対し、インフィニオンが進めている半導体戦略をシステム ソリューションの具体例を含めて紹介します。

［プロフィール］
富士通に入社以来30年以上にわたって半導体業界に従事。富士通社に入社後、アプリケーション エンジニアリングに携わった後、LSI開発を経験したのち、マーケティング担当として20年以上従事。エンジニアリング業務は、日本だけでなく英国およびドイツにて業務を遂行し、中国でもマーケティング業務を遂行してきた経験を持つ。これら業務を通して特に車載向けCAN MCU開発およびビジネスデベロップメントを中心にキャリアを構築してきた。CypressとSpansionの統合後は自動車事業部のマーケティング担当として、車載向けの新製品の企画とプロモーションに携わっている。英国ランカスター大学でArt of Practicing Managementの修士号を取得。