日産自動車(Nissan)の米国部門は8月6日、2030年までに米国における新車販売の40%以上をEVにすると発表した。
日産は2010年、EVの初代『リーフ』を発売した。現行の2世代目となるリーフの販売面での成功をベースとして、日産は2022年、電動SUVの『アリア』を発売する。
日産はEVの販売が伸びることを想定しており、アリアの後には、さらに多くのEVを投入する計画だ。顧客にEVの選択肢を用意し、顧客が日々のニーズを満たすEVを見つけるのを支援するという。
日産はリーフにより、EVにおけるパイオニア精神を示した、と自負する。現在、50万台以上のEVが販売され、世界中の道路を延べ50億マイル以上走行しているという。
日産 アリア日産アメリカのジェレミー・パピン会長は、「何よりもまず、より多くの米国人に電動化のメリットを享受してもらいたい。それは、排出量の削減、ランニングコストの低減、そして運転中の楽しみが増えること、としている。