サブスクやカーリース、認知度は高いが検討する人は1割未満…JDパワー調べ

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J.D.パワージャパンは、コロナ禍でのカーライフやクルマの意向に関するアンケート調査を実施。第1弾として、車の定額制サービス「サブスクリプション」と「カーリース」に関するアンケート結果を発表した。

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まず、車のサブスクリプションサービスについて知っているか尋ねたところ、「名前は見聞きしたことがある」が33%、「サービス内容を知っている」が23%(何となくは知っている:18%、詳しく知っている:5%の合計)という結果になった。全体の半数以上(56%)が車のサブスクリプションサービスの存在を少なからず認識していることになる。

サブスク各社は主に若者やクルマを保有していない層をターゲットにした施策を実施している印象だが、本調査ではどの世代で見てもサブスクの認知率(「名前は見聞きしたことがある」「何となくは知っている」「詳しく知っている」の合計)が55~56%という結果になり、世代による開きは見られなかった。

一方、現在車を保有している層と保有していない層で比較すると、前者の認知率が59%であるのに対し、後者は45%。現在車を保有している層の方がサブスクに馴染みがあることが分かった。

しかし、車の保有や利用の仕方について今後検討するものを尋ねたところ、サブスクリプションサービスの利用を「検討する」と回答したのは全体の4%にとどまった。コロナ禍をきっかけに車のサブスクリプションサービスの利用や関心が高まっていると言われているが、実際の利用検討にまで踏み切れないという人がまだ大多数であることが確認できた。

次に、カーリースについて知っているか尋ねたところ、「名前は見聞きしたことがある」が39%、 「サービス内容を知っている」が35%(何となくは知っている:26%、詳しく知っている:9%の合計)となった。全体の7割以上(74%)がカーリースの存在を少なからず認識していることが確認できた。

世代別に見ると、シニア層(60~69歳)では85%が認知しているのに対し、若年層(20~34歳)では67%となり、世代間で大きな開きがあることが確認できた。また現在車を保有している層と保有していない層で比較すると、前者の認知率(「名前は見聞きしたことがある」「何となくは知っている」「詳しく知っている」の合計)は80%、後者の認知率は58%と大きな開きがあった。サブスクと異なり、車を保有している層やシニア層では特にその存在が認識されているようだ。

しかし、車の保有や利用の仕方について今後検討するものを尋ねたところ、カーリースの利用を「検討する」と回答したのは全体の5%どまり。現在車を保有している層だけで見ても6%と、あまり差は見られなかった。

ローンの利用や現金での支払いという従来の支払い方法から、残価設定型ローンの利用が大きく伸長している。この傾向は、この数年で起きた「自動車の購入」における大きな変化の一つと言える。そんな中、カーリースやサブスクの認知率はサブスクで2人に1人、カーリースで4人中3人という結果が出たものの、その内訳を見ると「名前を見聞きしたことがある」程度にとどまっている人が過半数。

また、利用に関する関心度についても、世代や車の保有有無を問わず、まだ低い水準にあることが明らかになった。各社が消費者に向け、幅広いモビリティスタイルを提案していく中で、サービス内容やメリットをどう効果的に訴求していけるかが、今後車のサブスクリプションサービスやカーリースの普及のカギとなりそうだ。

《纐纈敏也@DAYS》

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