JR北海道は、低気圧接近の影響を受けて8月18日、各線で運休が相次いでいる。
函館本線函館~長万部間と室蘭本線長万部~豊浦間では始発から運休していたが、函館~新函館北斗間では13時頃から再開。新函館北斗~長万部間は17時30分頃まで、長万部~豊浦間は15時頃まで運休する。
また、7時頃から運休している函館本線長万部~倶知安間は、20時頃まで運休する。
道東地方では、釧網本線東釧路(釧路)~知床斜里間で14時から運休しており、根室本線(花咲線)釧路~根室間全線は16時頃から、釧網本線知床斜里~網走間は21時頃から運休する。
中央本線倉本~上松間の土砂流入現場(8月16日)。一方、JR貨物では降り続く大雨の影響により、中央本線多治見~塩尻間、山陽本線・鹿児島本線新南陽~北九州貨物ターミナル間で貨物列車の運行を見合わせている。
多治見~塩尻間では、倉本~上松(あげまつ)間や木曽平沢~贄川(にえかわ)間で土砂流入が発生しており、復旧までに「相当な期間を要する見込み」とされている。
新南陽~北九州貨物ターミナル間では小野田~厚狭間で大規模な路盤流出や電化柱の倒壊などが発生しており、8月17日時点で再開までに10日程度を要する見込みとされている。
なお、中央本線では岡谷~辰野~塩尻間でも運休が続いており、こちらも再開の目途が立っていない。