メルセデスベンツ Cクラス 新型に「オールテレーン」、クロスオーバー車が派生…欧州発表

オフロードテイストを強調した専用デザイン

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最新の4MATICと40mm引き上げられた最低地上高

メルセデスベンツ Cクラス・オールテレーン
メルセデスベンツ Cクラス・オールテレーン全 15 枚

メルセデスベンツは8月18日、『Cクラス・オールテレーン』(Mercedes-Benz C-Class All-Terrain)を欧州で発表した。

写真:メルセデスベンツ Cクラス・オールテレーン

同車は、新型『Cクラス・ステーションワゴン』から派生したクロスオーバー車だ。メルセデスベンツはすでに、『Eクラス』に『Eクラス・オールテレーン』を用意している。ステーションワゴンベースのクロスオーバー車の「オールテレーン」を、今度は『Cクラス』に初設定した。

オフロードテイストを強調した専用デザイン

フロントマスクはクロームメッキトリムと、中央にスリー・ポインテッド・スターを備えたシングルルーブグリルが特長だ。フロントグリルに垂直に配されたバーは、グロスブラック仕上げとした。専用のフロントバンパーの一部は、ダークグレーのグレインプラスチック製。その下には、ハイグロスクローム仕上げのアンダーライドガードが装着されている。

前後フェンダーには、マットダークグレーのホイールアーチライナーが追加された。サイドスカートには専用トリムが付く。クロームトリムストリップがサイドメンバートリムに組み込まれた。アルミホイールは専用デザインで、17~19インチが用意される。リアには、新設計されたマルチセクションバンパー、専用クロームメッキのロードシルガード、アンダーライドガードが装着されている。メルセデスベンツ Cクラス・オールテレーンメルセデスベンツ Cクラス・オールテレーン

Cクラス・オールテレーンは、「アバンギャルド」エクステリアがベースになる。ウエストライントリム、サイドウィンドウサラウンド、ルーフレールはポリッシュドアルミ仕上げ。 Bピラーのトリムとリアサイドウィンドウのバーは、グロスブラックとした。

ベース車両の新型Cクラス・ステーションワゴンと比較して、Cクラス・オールテレーンは4mm長く、全長は4755mm。ホイールアーチライナーの追加により、全幅は21mm拡大して1841mmとなる。およそ40mmの最低地上高の引き上げにより、全高は1494mmに増加している。

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アバンギャルドインテリアを標準装備する。ブラック、マキアートベージュ/ブラック、シエナブラウン/ブラックの3色から選択できる。インストルメントパネルは、シルバークロームクラスプとマットダイヤモンドシルクスクリーントリム仕上げだ。このトリムは、センターコンソールからインストルメントパネルに途切れることなく続く。メルセデスベンツ Cクラス・オールテレーンメルセデスベンツ Cクラス・オールテレーン

インストルメントパネルは、ドライバーに向かって6度傾いている。ドライバー正面の高解像度液晶ディスプレイは自立型で、トリムパネルの前に浮かんでいるように見える。ディスプレイは、10.25インチ(26cm)と12.3インチ(31.2cm)の2種類から選択できる。 Cクラス・オールテレーンは、専用の「オフロードコンテキスト」を採用する。これは、傾斜、操舵角、地理座標、コンパスなどの情報を表示するものだ。

アバンギャルド専用のシートを装備した。高レベルの快適性と横方向のサポートを追求する。シルバートリムのブラックレザー製マルチファンクションスポーツステアリングホイールを標準装備した。アンビエント照明も装備されている。

最新の4MATICと40mm引き上げられた最低地上高

Cクラス・オールテレーンは、新型Cクラス・ステーションワゴンよりも約40mm高い最低地上高を備え、ホイールの直径も大きいため、オフロードに適しているという。 4リンクのフロントサスペンションは、ステアリングナックルを大型化。リアには、マルチリンク式サスペンションを装着する。メルセデスベンツ Cクラス・オールテレーンメルセデスベンツ Cクラス・オールテレーン

バランスの取れた乗り心地と高い走行安定性のために、パッシブダンピングシステムを備えたコンフォートサスペンションが標準装備された。パッシブダンピングシステムは、減衰効果を低減させて乗り心地を向上させる。一方、荒れた路面などで衝撃が激しい場合は、フルに減衰を行い、走行安定性を高める。

走行モードは、「ECO」、「COMFORT」、「SPORT」、「INDIVIDUAL」に加えて、オフロード走行用に2つの「DYNAMIC SELECT」モードが搭載された。このうち、「OFFROAD」モードは、未舗装の道路、砂利、砂の上などを走行するのに適する。さらなるオフロードでは、「DSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)」を備えた「OFFROAD +」モードに切り替えられる。DYNAMIC SELECTは、エンジン、トランスミッション、ステアリング、ESP、「4MATIC」の特性を変化させる。ドライバーは、センターディスプレイの下のスイッチパネルに触れて、走行モードを切り替える。

最新世代の4MATICを標準装備した。荒れた路面でもトラクションと走行安定性を引き上げる。エンジン出力の最大45%がフロントアクスルに送られ、最大55%がリアアクスルに伝達される。トランスミッションは、9速ATを組み合わせている。

《森脇稔》

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