JR東日本は8月23日、東北・上越新幹線で実施している「新幹線レールゴー・サービス」を9月30日限りで終了すると発表した。
このサービスは新幹線列車の乗務員室を利用して書類などの小口荷物を輸送するもので、国鉄時代の1981年8月から東海道新幹線で開始。翌年には山陽新幹線、1985年3月から東北・上越新幹線でも開始された。
国鉄の荷物輸送が1986年11月に廃止された後も、新幹線の小荷物輸送は在来線のブルートレイン便とともに存続したが、東海道・山陽新幹線では2006年3月に廃止。残るはJR東日本の東北・上越新幹線東京~仙台・新潟間となっていたが、集配サービスが付いた「ひかり直行便」サービスとともに終了することになった。
JR東日本では今後、新幹線を活用した新たな荷物輸送サービスを展開するとしているが。その詳細は9月中に発表される予定。