ENEOS、ステーション内で製造したCO2フリー水素の商用販売開始 国内初

横浜旭水素ステーション
横浜旭水素ステーション全 5 枚

ENEOSは8月24日、横浜旭水素ステーションにて、敷地内で製造するCO2フリー水素の販売を開始した。水素ステーション内で水電解装置を使用してCO2フリー水素を製造・販売するのは、商用目的としては国内初の取り組みとなる。

横浜旭水素ステーションはこれまで、同社水素製造出荷センターで製造した水素を販売してきたが、今後は、こうした水素に加え、同ステーションに設置した太陽光パネルで発電した電力とENEOSグループから調達した再エネ電力(ENEOS CO2フリー電力メニュー)を使用して水を電気分解することで製造するCO2フリー水素を販売する。

また、今年度中には、水電解装置の運転を再エネ発電量や水素需要の状況に応じて最適に制御することを目的とする水素EMS(エネルギーマネジメントシステム)を同ステーションに導入する予定。将来的には、水素EMSと様々なエネルギーリソースを遠隔制御するVPP(バーチャルパワープラント)を連携させ、電力需要状況に応じて、水素製造で使用する電力量を抑制、もしくは電力の使用タイミングをずらすことで、安価な電気代でCO2フリー水素を製造することを目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る