日産のフレーム構造SUV、『テラ』に改良新型…表情一新

前後マスクを大幅に変更

新開発の9インチディスプレイオーディオ

トルクフルな2.3リットルツインターボディーゼル

日産 テラ 改良新型
日産 テラ 改良新型全 13 枚

日産自動車は8月19日、改良新型『テラ』(Nissan Terra)をタイで初公開した。

写真:日産 テラ 改良新型

現行テラは2018年春、北京モーターショー2018でワールドプレミアされた。日産のピックアップトラック、『ナバラ』の車台をベースに開発されたフレーム構造のSUVがテラだ。テラは中国をはじめ、アジア主要市場で販売されている。

前後マスクを大幅に変更

現行テラのデビューからおよそ3年半を経て、改良新型テラがタイで初公開された。エクステリアは、フロントマスクを中心に大幅に変更された。日産のシグネチャーCシェイプのクワッドLEDヘッドライトを採用した。両側のヘッドライトには、4つのクアッドLEDが組み込まれる。これにより、明るさを最大34%向上させているという。フロントグリルもメッキを強調した新デザインとし、表情を一新している。

リアも新設計された。ルーフスポイラーからバンパーまで、クロームとシルバーを使用し、高級感を追求した。プレミアムSUVのイメージを演出する18インチアルミホイールも装備している。

ボディカラーには、ホワイトパール、ブリリアントシルバー、ブラックスター、トワイライトグレーの4色を設定した。上位グレードには、特別色として、クーリスレッドとフォージドを用意した。ブラックレッドとバーガンディ、またはブラックとベージュのツートン内装も選択できる。

新開発の9インチディスプレイオーディオ

インテリアは、新設計のシートを採用した。キャビンとラゲッジのアレンジを変更する機能が強化された。センターコンソールのワンタッチリモートフォールド&タンブルボタンで、2列目シートを折りたたむことができるオートタンブルシート機能を装備した。リアバンパーの下にセンサーが付いた電動リアゲートも用意されている。

新開発の9インチディスプレイオーディオはタッチスクリーンを備える。「NissanConnect」テクノロジーによって、クラスで初めて、ワイヤレスのApple「CarPlay」によってスマートフォンと接続できる。グーグルの「Android Auto」にも対応した。ドライバーはナビゲーションシステムやエンターテインメントアプリに簡単にアクセスできるという。高解像度の9インチWXGAタッチスクリーンには、音声認識システムが導入されている。Bose製オーディオも設定する。

2列目シートと3列目シートの乗員には、HDMIやスマートTV接続を通じて、オンラインエンターテインメントに接続できる11インチの大型モニター画面を用意した。すべての乗客が、同時に複数のデバイスを充電できる充電ポートも備える。 USB充電ポートのタイプAとCを、フロントコンソール、センターコンソール、3列目シートの最大5か所に設置した。15Wの出力を持つワイヤレス充電器によって、スマートフォンなどを置くだけで充電できる。

トルクフルな2.3リットルツインターボディーゼル

パワートレインは、YS23DDTT 型2.3リットル直列4気筒ツインターボディーゼルエンジンを搭載する。最大出力は190hp、最大トルクは45.9kgmを引き出す。トランスミッションは7速ATを組み合わせた。

センターコンソールのロータリースイッチによって、2WDと4WDを切り替える。Dシェイプのマルチファンクションステアリングホイールのスイッチが改良され、車両を簡単に制御できるようになったという。

インテリジェント緊急ブレーキ(IEB)テクノロジーをはじめ、「日産360度セーフティシールド」を採用した。衝突のリスクが高いと判断された場合、システムは自動的に緊急ブレーキを作動させる。車両の周りの物体を検出し警告を発する移動物体検出(MOD)、ブラインドスポット警告(BSW)、インテリジェントアラウンドビューモニター(IAVM)、後退時に背後の物体を検出して警告するリアクロストラフィック警告(RCTA)、インテリジェント前面衝突警告(IFCW)、インテリジェントドライバー警告(IDA)テクノロジーなどを導入している。

インテリジェントバックミラーはクラスで唯一、と自負する。スマートバックミラーを通して、高解像度のカメラ画像を表示する。これにより、後方の視認性が向上する、としている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「映画やアニメが現実になった」テスラ新型『ロードスター』、空飛ぶデモがSNSで話題に
  2. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
  3. ホンダとGUがコラボ! 80~90年代レトロなモトクロスの世界観を最新アパレルに
  4. ホンダ『アコードSUV』2029年登場か! アウトバック対抗の新型クロスオーバー
  5. ホンダ『WR-V』改良新型、インドで先行発表…新グリルとLEDで表情変化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  3. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  4. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  5. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
ランキングをもっと見る