プジョー 308 新型、最新のLEDテクノロジーを採用 日本市場に2022年導入予定のニューモデル

PEUGEOTマトリクスLEDテクノロジー

フロントカメラがマトリクスLEDヘッドランプの明るさを調整

3本のかぎ爪をイメージしたフルLEDテールランプ

プジョー 308 新型
プジョー 308 新型全 25 枚

プジョーは新型『308』(PEUGEOT 308)に、最新のLEDテクノロジーを導入した、と発表した。新型308の日本国内発売は2022年を予定している。

新型308のヘッドランプには、デザインの最初の段階から、最新のLEDテクノロジーの採用が決まっていたという。ランプは彫りの深いスリムなデザインで、新型308のダイナミクスとアイデンティティに貢献している。

新型のヘッドランプは、フロントバンパー上のライオンのかぎ爪を模したデイタイムランニングライトによって強調されている。このライトシグネチャーは、現在のプジョーのスタイルに合うものであり、昼夜を問わず、ひと目でプジョーと分かるデザインを目指した。

PEUGEOTマトリクスLEDテクノロジー

プジョー 308 新型プジョー 308 新型新型308の「GT」と「GTパック」には、「PEUGEOTマトリクスLEDテクノロジー」と呼ばれるマトリクステクノロジーを備えたフルLEDアダプティブヘッドランプが搭載される。このフルLEDヘッドランプはさらに薄くなっており、複数の機能を持つ。日常走行でのさらなる効率性と安全性の向上が図られた。

現行のプジョーのデイタイムランニングライト機能は、2018年に『508』に初めて導入されたものだ。新型308では、ライオンのかぎ爪を模したLEDライトシグネチャーを採用している。

ロービームは、充分な光量を得るために、4つのLEDを組み合わせている。メインビーム機能は、20個のLEDで構成されるマトリクスモジュールによって実現した。20個のモジュールは、走行や天候などの条件に応じて、オンとオフを切り替え、光量を個別かつ連続的に調整する。

フロントカメラがマトリクスLEDヘッドランプの明るさを調整

プジョー 308 新型プジョー 308 新型フロントガラスの上部にレイアウトされたカメラによって、マトリクスLEDヘッドランプの明るさを調整する。自動的に最適な明るさになるように調整され、他のドライバーを幻惑させることなく、メインビームを常時オンに保つ。

新型では、夜間の追い越しなどで他の車両に接近した場合、カメラが検出した車両の周囲のデータから、メインビームの一部がオフになり、「シャドウトンネル」を形成する。これにより、周囲を明るく照らしながら、他の車のドライバーを幻惑させることを防ぐという。

新型のPEUGEOTマトリクスLEDテクノロジーは、他のドライバーを幻惑することなく、最適な照明を実現するだけでなく、条件に応じて異なる照明モードを自動的に切り替えることができる。

3本のかぎ爪をイメージしたフルLEDテールランプ

プジョー 308 新型プジョー 308 新型シティモードは50km/h以下で作動し、ロービームが点灯する。メインビームモードでは、速度が50km/hを超えると、ヘッドランプがメインビームに切り替わる。メインビームモードは、110km/hまで持続する。

高速道路モードでは、110km/h以上で5秒以上走行すると、PEUGEOTマトリクスLEDテクノロジーヘッドランプがメインビームの角度を変更して、他のドライバーを幻惑することなく、さらに遠くを照らす。速度が90km/hを下回り、その状態で5秒以上走行するとすぐに、メインビームは元の角度に戻る。

PEUGEOTマトリクスLEDテクノロジーを採用したヘッドライトのデザインは、新型のテールランプにも反映されている。新型のリアには、フルLEDテクノロジーを採用し、3本のかぎ爪をイメージしたモダンなプジョーブランドならではのライトシグネチャーを表現した、としている。
グループPSAジャパンは、プジョーブランドの体感イベント「LION EXPERIENCE 2021」を9月2日から5日まで、六本木ヒルズ(東京・港区)大屋根プ……

《森脇稔》

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