BMW M3セダンとM4クーペ の新型、歴代初の4輪駆動モデルを追加…価格は1354万円より

BMW M3セダン コンペティション M xDriveとM4クーペ コンペティション M xDrive
BMW M3セダン コンペティション M xDriveとM4クーペ コンペティション M xDrive全 30 枚

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、Mモデル『M3セダン』および『M4クーペ』に歴代初となる4輪駆動モデル、『M3セダン コンペティション M xDrive』と『M4クーペ コンペティション M xDrive』を追加し、9月3日より販売を開始する。納車は9月末以降を予定している。

BMW M社が開発する高性能マシン、Mモデルには2つのカテゴリーがある。1つはサーキットでの走行を可能としたMハイパフォーマンスモデル、もう1つはサーキットで培われた技術をフィードバックし、走行性能を高めたMパフォーマンスモデル。今回発売するM3セダン/M4クーペはMハイパフォーマンスモデルに位置付けられる。

なお、両モデルには、極限のサーキットでの走行を可能とするトラックパッケージモデルを用意する。同モデルでは、運動性能をより高めるため、先進安全機能を装備しないことで、約25kgの軽量化を実現。その一方、Mドライバーパッケージ、Mカーボンセラミックブレーキ、Mカーボンバケットシート、Mドライバーパッケージ等を標準装備とすることで、よりサーキット走行を意識したモデルとしている。

今回発表の4車種には、M専用4輪駆動システム「M xDrive」を搭載し、最高出力510psを発生する3.0リットル直列6気筒直噴ツインターボエンジンのパワーを路面に伝達する。M xDriveは、インテリジェント4輪駆動システムBMW xDriveとアクティブMディファレンシャルをベースとし、Mモデル専用開発の「ドライビングダイナミクスコントロール」によって制御。さらに車両の安定走行をサポートするDSC(ダイナミッックスタビリティコントロール)を装備し、日常のドライブからサーキットでのアクティブな走行まで幅広く対応する。

基本設定は「DSCオン・4WDモード」で、Mモデル特有の俊敏性を十分に発揮する。Mダイナミックモード(MDM、4WDスポーツ)では、リヤアクスルへの駆動トルク配分が増加し、リヤホイールのスリップ許容量が大きくなることで、より多様なハンドリングを楽しむことができる。さらに、DSCオフ時には「4WDモード」「4WD スポーツモード」「2WDモード」が選択可能。4WDモードでは最もバランスが良いコントロールとトラクションの組み合わせとなり、4WDスポーツモードではより高い精度のステアリング特性と力強いトラクションの組み合わせによりスポーティな走行を体験できる。さらに、熟練したドライバーのために後輪駆動となる「2WDモード」も用意。クルマの挙動を制限する制御システムの介入を断ち、ドライバー自らが車両を操作する歓びをダイレクトに味わうことが可能になっている。

価格はM3セダン コンペティション M xDriveが1354万円、同トラックパッケージが1466万円。M4クーペ コンペティション M xDriveが1378万円、同トラックパッケージが1490万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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