オークネットは、MOTAと中古車リース領域で協業し、MOTAが運営する新サービス「MOTA中古車リース」を9月2日より開始した。
オークネットは1985年に世界初のリアルタイム中古車オンラインオークションを開始。以来、中古デジタル機器、中古バイク、ブランド品など、多種多様な領域へと拡張し、二次流通の専門ノウハウや流通ネットワークを蓄積してきた。
今回協業を行うMOTAは、2020年5月から月々定額でマイカーを利用できる個人向け新車カーリースを開始。カーリース需要の高まりを実感しているものの、半導体不足による新車の納期長期化などから、いち早い納車を望む顧客ニーズに応えられていないという課題があった。
新サービス「MOTA中古車リース」では、初年度登録から5年・5万km以内、中古車検査専門会社AIS評価点を4点以上に限定した車両を掲載。全車2年（最長6年）の車両保証を付帯することで、他の中古車リースサービスとの差別化を図る。サイト運営・集客・問合せ窓口をMOTAが担当し、車両情報の提供はオークネットが、第三者車両検査/納車後の車両保証はオークネットの子会社であるAIS/オーク・フィナンシャル・パートナーズ（AFP）が担当する。また、車両のリース契約はオリックス自動車が行うことで、サイト上での審査および申込み、全国への納車を可能としている。
また、中古車リースサービスに参加するオークネット四輪会員店は、業販公開している「オークネット共有在庫市場」から登録車両の中で条件に合致した車両を「MOTA中古車リース」サイトへ自動掲載可能。消費者からの問合せ対応、成約後の納車までの手続きなどをすべてオークネットおよびMOTAにて実施することで、会員店の手間なく換金機会を拡大する。
