NEXCO東日本は、高速道路会社による主催としては国内初となるのアクセラレータープログラム「ドラぷらイノベーションラボ」を立ち上げ、パートナー企業の募集を開始した。
NEXCO東日本はこれまで、地域と地域をつなぐインフラ会社として、ヒトとモノの移動を支えてきた。しかし、テクノロジーの進化や価値観の多様化により社会は大きく変化。同社も移動を「支える」企業から、ヒト・モノの移動に関する「新しい価値を提供する」企業へと変革すべく、新興企業と共に、社会課題の解決につながる新たなサービスの開発・事業化を推進していくことを決定した。
本プログラムでは、さまざまな社会課題の解決につながるソリューションの開発・事業化を目指し、NEXCO東日本が保有する高速道路や328か所のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)をはじめとするリソースや検証予算等を活用して、パートナー企業と新たなサービス・プロダクトの共創・社会実装に取り組む。
募集テーマは「ヒトとモノの移動のアップデート」、「SA・PAを休む場から地域経済を支える場へ」、「サステナビリティのある事業運営の実現」の3つ。10月31日までエントリーを受け付ける。NEXCO東日本では、本プログラムでの検証の結果、継続する価値が高いと判断した取り組みに対しては、事業化に向けてさらなる投資等を行うことを検討していく。
SA・PAを「休む場」から「地域経済を支える場」へ(イメージ)