最新のアイサイト搭載、スバル フォレスター 改良新型 10月米国発売へ

新デザインのグリルやヘッドライト

トップグレードにジェスチャーコントロール機能

ステレオカメラを広角化した最新の「アイサイト」

スバル・フォレスター 改良新型(米国仕様)
スバル・フォレスター 改良新型(米国仕様)全 5 枚
SUBARU (スバル)の米国部門は9月2日、『フォレスター』(Subaru Forester)の改良新型を、2022年モデルとして10月、米国市場で発売すると発表した。

◆新デザインのグリルやヘッドライト

改良新型では、スバルのデザインコンセプト「DYNAMIC×SOLID」を、さらに進化させる「BOLDER」思想を取り入れたフロントフェイスや新デザインのアルミホイールを採用した。これにより、SUVらしい迫力のある仕様としているという。

新設計されたフロントフェイシア、グリル、ヘッドライト、フォグライトカバーを装備した。これにより、大胆で新しい表情に変化している。改良内容は、グレードによって異なっている。新デザインのアルミホイールを採用した。ロープホール付きルーフレールの採用や、新しいボディカラー追加も行われている。

最上位グレードの「ツーリング」のエクステリアは、機械仕上げのダークグレーの新しい18インチアルミホイール、ウインカー付きのサテンクローム仕上げのドアミラー、クロームトリムを備えたLEDフォグランプを装備した。BピラーとCピラーはグロスブラック化され、よりプレミアムな外観を目指した。フロントやリア、サイドのシルバー仕上げに対応して、シルバーフィニッシュのルーフレールとクロームエクステリアエンブレムも装備している。

◆トップグレードにジェスチャーコントロール機能

インテリアでは、リアカーゴエリアのルーフに2つのユーティリティフックが追加され、オフディレイ付きのより明るいLEDインテリアドームランプが標準装備された。

ベースグレードでも、「SUBARU STARLINK」付きの高解像度タッチスクリーン、Apple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」によるスマートフォン統合システム、6.5インチのマルチメディアプラスシステム 、Bluetoothハンズフリー通話とオーディオストリーミング接続、SiriusXMとCDプレーヤー、フロントセンターコンソールのデュアルUSBポートを標準装備する。多機能ディスプレイ、リモートキーレスエントリー、カラーLCD付きのコンビネーションメーターも採用している。

トップグレードのツーリングには、ジェスチャーコントロール機能を追加した。ジェスチャーによって、オートエアコンシステムの設定温度を変更することができる。

◆ステレオカメラを広角化した最新の「アイサイト」

改良新型には、最新の「アイサイト」を標準装備した。強化されたシステムは、ステレオカメラの広角化やソフトウェアの改良により、全体的なパフォーマンスを引き上げ、より幅広いシーンで作動するようにした。最新のアイサイトには、新しい自動緊急ステアリングが採用された。この新機能は、衝突前ブレーキシステムと連動して、80km/h以下の速度での衝突を回避するために、ステアリング制御を支援する。

上位グレードには、レーンチェンジアシストとリアクロストラフィックアラートを備えたブラインドスポット検出が、標準またはオプションで装備される。走行性能の面では、全グレードで足回りを改良し、しなやかさとスポーティさを追求した。「X-MODE」は、グレードに応じてヒルディセントコントロール機能が付く。「スポーツ」グレードは、「デュアルX-MODE」を採用している。

パワートレインには、直噴2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は182hp、最大トルクは24.3kgmを引き出す。駆動方式はシンメトリカルAWDだ。トランスミッションは、CVTの「リニアトロニック」を組み合わせている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る