【F1】現メルセデスのボッタス、2022年はアルファロメオに移籍…[追記]メルセデスにラッセル

現メルセデスのバルテリ・ボッタス。来季2022年はアルファロメオに移籍して戦う。
現メルセデスのバルテリ・ボッタス。来季2022年はアルファロメオに移籍して戦う。全 6 枚

6日、現メルセデスのF1ドライバー、バルテリ・ボッタスが来季はアルファロメオに移籍して、F1での自身の“新たな章”を戦うことが発表された。これによって、ジョージ・ラッセルの来季メルセデス入りが確定的な状況になっている(追記参照)。

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今季のF1第13戦オランダGPの終了翌日、来季2022年のレースシートを巡る大きな動きが発表された。現メルセデスのバルテリ・ボッタスが、来季はアルファロメオに移籍して戦うことになった。複数年契約とされる(現代のアルファロメオF1はスイスのザウバーをチーム母体とする陣営)。

ボッタスはフィンランド籍の現在32歳。2013年にウィリアムズでF1デビューし、2017年から“チャンピオンチーム”のメルセデスに所属。ドライバーズランキングの過去最高位は2位で、通算9勝をあげている(記録は2021年第13戦終了時点、以下同)。

ボッタスはアルファロメオ移籍について、「自分のレースキャリアの新たな章のスタートだ。アルファロメオの名のもとで新しい挑戦をすることにとても興奮しており、名誉に感じている」との旨をコメント、同時にメルセデスでの今季残りレースでチームのタイトル防衛に向けて戦い続ける決意なども語っている。また、メルセデスもボッタスの5シーズンに渡る功績への感謝と、今季これからの最後の共闘にかける思いなどをチーム公式サイトに記した。チーム首脳からは「ボッタスは永遠にファミリーの一員だ」との言葉も。

ボッタスは来季がF1参戦10年目。メルセデスでの「誇りに思う日々」を戦い終えて新天地に赴くベテランが、アルファロメオを上位戦線へと引っ張り上げることができるか、その新たな挑戦に期待がかかる。

一方、ボッタスの今季限りでのメルセデス離脱が明らかになったことで、注目の的であったメルセデスの来季陣容についても確定的に考えられるようになったといえるだろう。

2014年から7年連続でドライバーズ&コンストラクターズタイトル獲得中のチームであるメルセデスは今季、8年連続の2冠制覇を目指してレッドブル・ホンダと両タイトルを激しく争っている(ドライバーズタイトルは実質的にレッドブルのマックス・フェルスタッペンとメルセデスのルイス・ハミルトンの争い)。そんなメルセデスの来季陣容についてはハミルトンの残留こそ決まっているが、もうひとりがボッタス残留か、現ウィリアムズのジョージ・ラッセル昇格起用か、という状況になっていた。

一説には、結論は既に出ていて発表待ち、ともされていたが、この日、先にボッタスの移籍が発表される格好でメルセデスの来季陣容もハミルトン&ラッセルで事実上の確定を見た。おそらくはボッタスの実績と貢献への敬意を示す意味合いもあっての発表順序だと思われる。

来季のメルセデス入りが確定的になったラッセルは英国籍の現在23歳。2019年にウィリアムズでF1デビューし、戦闘力が高いとはいえない近年の同チームで光る走りを見せ続けている若手有望株だ。特に今季の予選でのスピードには凄みを感じるほどである。

ラッセルは近年、メルセデスの“第3ドライバー”ともいえる位置付けにあり、昨年のサクヒールGPでハミルトンがコロナ陽性となって欠場した際には代役を務めている。予選2位となり、レースでも優勝しそうな快走を披露した(不運等あって、結果は9位)。今季第12戦ベルギーGPでは雨の予選でウィリアムズのマシンを予選2位に導き、決勝でも(実質無競争決着ながら)2位で自身F1初表彰台、現段階での自身F1決勝最上位成績という結果を得ている。

ラッセルのメルセデス入りも近いうちに発表されるものと考えられる。

[追記] 翌7日、メルセデスは来季2022年のレースドライバーにラッセルが就任することを明らかにした。

《遠藤俊幸》

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