フォルクスワーゲンがエントリーEV、『ID.LIFE』提案…IAAモビリティ2021

VW ID.LIFE(IAAモビリティ2021)
VW ID.LIFE(IAAモビリティ2021)全 7 枚

IAAモビリティ2021会場でVW『ID.LIFE』の撮影に成功した。フォルクスワーゲン(Volkswagen)は他にも市販直近の『ID.5 GTX』の偽装モデルを展示していたが、ID.LIFEの方は環境を意識したコンセプトモデルだ。

【画像全7枚】

ID.LIFEはEVのエントリーモデルとして2万ユーロ台での販売を目指しているという。また、車内空間は移動だけでなくくつろぐ空間とするため、フロントスクリーンで映画鑑賞やゲームができるようになっている。環境への配慮はゼロエミッションだけでなく、内外装に多数のリサイクル素材を活用するという。

コンセプトモデルなので、市販バージョンと設定や仕様は異なるだろうが、シートや内装プラスティックの他、ルーフとボンネットもソフトなファブリックのような素材だ。

写真ではボディが白っぽく見えるが近くで見ると細かい模様が入っており、素材も通常の塗装の手触りと違う。なめらかだがスチールのような硬さが感じられない。素材は非公開とのことだが、これもリサイクル素材を使っているという。

プラットフォームはコンパクトセグメントのMEBを利用している。リアモーターではなくフロント駆動だ。モーター出力は172kW。バッテリー容量は57kW。航続距離はWLTPでおよそ400km。230V・16Aのアウトレットがあり、パソコンやゲーム機、ちょっとした家電を使うこともできる。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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