シェフラーの最新サーマル・マネジメント・システム、EVの航続を延長…IAAモビリティ2021

シェフラーのブース(IAAモビリティ2021)
シェフラーのブース(IAAモビリティ2021)全 2 枚

シェフラー(Schaeffler)は9月6日、ドイツで開幕したIAAモビリティ2021において、EVの航続を伸ばす最新のサーマル・マネジメント・システムを初公開した。

シェフラーのサーマル・マネジメント・システムは、高効率を実現するために、周囲の環境や運転条件に合わせて、とくにバッテリー、モーター、パワーエレクトロニクスの温度を継続的に調整する。また、このシステムは車内の温度も制御し、同時に可能な限りの航続を確保する。

シェフラーの最新のサーマル・マネジメント・システムには、2台の電動ウォーターポンプ、バルブ、それらをコントロールする電子制御ユニット、冷却水、冷媒回路のインターファイスがひとつのモジュールに一体化されている。

これにより、従来の統合されていないシステムと比較して、必要なスペースを最大60%削減した。また、最適化された設計により、システム全体の高い効率性の基礎を築くことができた、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『エブリイ』ワゴンに試乗、商用車とどう違うのか…5月4日の過去記事
  2. 【メルセデスベンツ GLC 新型試乗】“819万円”ベースグレードの登場に、繰り返す歴史を想う…中村孝仁
  3. YURTの『シエンタ』用車中泊キットが大幅アップデート、生産体制見直しで8万円値下げも実現
  4. 路線バス勉強会---作り方が乗用車とは大きく異なる
  5. 自動車整備業、2024年度は445件が「消滅」 整備士不足、部品高騰が圧迫
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る