マツダ CX-5 改良新型、表情一新…米国で先行発表

フロントグリルやバンパーが新デザインに

2.5リットルターボエンジン搭載車はスポーツ志向を鮮明に

シートやサスペンションを改良

米国仕様は4WDの「i-Activ AWD」を全車標準化

マツダ CX-5 改良新型(米国仕様)
マツダ CX-5 改良新型(米国仕様)全 5 枚

マツダの米国部門は9月14日、改良新型『CX-5』(Mazda CX-5)を発表した。フロントマスクを中心に、大幅な変更を受けている。

写真:マツダ CX-5 改良新型(米国仕様)

フロントグリルやバンパーが新デザインに

改良新型CX-5は、米国市場では2022年モデルとして発売される予定だ。改良新型では、デザインとパフォーマンスのアップデートを重視した。これらのアップデートは、マツダの最新クロスオーバー車と同様のルックスを表現しているという。

改良新型で最も認識できる変更は、リフレッシュされたエクステリアだ。マツダのデザイナーは、フロントエンドとリアエンドの改良に重点を置いた。キャラクターラインを最小限に抑えて、エレガントな外観を生み出すことを目指している。

フロントマスクは、グリルから外側に伸びる新しいシグネチャーウィングを導入する。グリル内部は、立体的なメッシュパターンに変更された。グリルの左右のメッキを太くしているのも、従来型との違いだ。フロントバンパーも新デザイン。ヘッドライトとテールライトは、水平基調のスリムなデザインとし、最新のLEDテクノロジーを盛り込む。足元は、新形状のアルミホイールで引き締めている。

2.5リットルターボエンジン搭載車はスポーツ志向を鮮明に

改良新型では、ターボエンジン搭載車とそれ以外のグレードの差異化が図られた。2.5リットルターボエンジン搭載車は、スポーツ志向を鮮明にする。エクステリアはグロスブラック仕上げが特長。インテリアは赤いアクセントとステッチを採用している。

2.5リットルターボエンジンを搭載する「シグネチャー」グレードでは、エレガントさを重視した専用ディティールを採用する。外装のモール類は、ボディ同色仕上げとした。明るいシルバー仕上げのアルミホイールとのコントラストを引き出す。インテリアには、ナッパレザーやウッドなどの素材を使用した。

シートやサスペンションを改良

改良新型では、ドライビングダイナミクスと乗り心地の改善が図られた。マツダの最新世代の車両に導入されたドライブモードの採用をはじめ、シート、ボディ、サスペンションを改良している。

改良新型には、「マツダ・インテリジェント・ドライブセレクト(Mi-Drive)」が導入されており、ドライバーはスイッチを押して、最適なドライブモードを選択する。マツダの人間中心の哲学をさらに推し進め、シートを再設計した。ドライバーと乗員の自然で快適な移動体験を生み出すために、より大きな安定性を実現しているという。

サスペンションのアップデートには、減衰制御構造の改良とフレーム剛性の向上が含まれる。これは、不快な振動を抑制し、ロードノイズを低減し、より静かなキャビンとより高品質の乗り心地を実現するのに貢献しているという。

米国仕様は4WDの「i-Activ AWD」を全車標準化

改良新型の米国仕様には、全車にマツダの「i-Activ AWD」を標準装備した。この4WDシステムは、パフォーマンスとドライバーの自信を高めるように設計されており、ドライバーはさまざまな走行条件での移動体験を楽しむことができる、と自負する。CX-5を皮切りに、マツダの米国向け「CX」モデルには、2022年型から順次、i-Activ AWDを標準装備していく。i-Activ AWDを標準化することで、マツダのドライビングダイナミクスが強調されるという。

マツダ独自のi-Activ AWDシステムは、加速とコーナリングフォースに基づいて、荷重の変化を常時モニターし、パワーを適切なホイールに伝達し、ドライバーの入力に対するほぼ瞬時のレスポンスを追求する。i-Activ AWDシステムは、車速に応じてターンインレスポンスと制御をシャープにすることで、車両のパフォーマンスを向上させると同時に、さまざまな道路状況での安全性を引き上げる、としている。

《森脇稔》

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