トヨタ カローラクロス に「GRスポーツ」、台湾で独占販売へ

スポーツ性を強調する専用の内外装

サスペンションや電動パワーステアリングをスポーツチューン

ガソリンとハイブリッドを設定

トヨタ・カローラクロス 「GRスポーツ」(台湾仕様)
トヨタ・カローラクロス 「GRスポーツ」(台湾仕様)全 12 枚

トヨタ自動車の台湾部門は9月13日、『カローラクロス』の「GRスポーツ」(Toyota Corolla Cross GR SPORT)を発表した。グローバル市場において、台湾で独占販売する、としている。

スポーツ性を強調する専用の内外装

カローラクロスのGRスポーツには、専用のエクステリアキットが装備される。ブラック仕上げのフロントグリルは、アッパー、ロワともにハニカムパターンとした。フェンダーアーチなどはブラック仕上げ。前後バンパーとサイド部分には、シルバーのスキッドガードが装着されている。

GRスポーツでは、ルーフをブラックとしたツートンカラーが選択できる。スポーツルーフラックと組み合わせて、アクティブでスタイリッシュなフォルムを追求した。ドアミラーカバーやLEDライトストリップテールライトもブラック仕上げ。専用の18インチのアルミホイールを装着する。リアには、「GR SPORT」のエンブレムが配された。

コックピットは、ブラックレザーにGRスポーツならではのトリムを組み合わせた。フロントシートのヘッドレストや座面には、GRスポーツ専用のデザインを施した。さらに、プッシュスタートボタンには、GR専用のロゴがあしらわれた。トヨタ・カローラクロス 「GRスポーツ」(台湾仕様)トヨタ・カローラクロス 「GRスポーツ」(台湾仕様)

サスペンションや電動パワーステアリングをスポーツチューン

足回りには、TOYOTA GAZOO Racingチームがモータースポーツのノウハウを取り入れながらチューニングしたスポーツサスペンションシステムを採用する。前後のショックアブソーバーを強化することで、ロールを抑えながらリアアクスルのグリップを向上させ、車両の安定性を引き上げつつ、乗り心地にも配慮しているという。

シャシーには、GRスポーツ独自の剛性アップ手法が導入された。アルミ製のフロント強化ブラケットに加えて、シャシーのねじれ剛性を大幅に向上させる強化ブラケットが装備されている。

さらに、スポーツチューンされた電動パワーステアリングシステムを搭載した。ステアリングホイールからのフィードバックが明確になるだけでなく、正確なステアリングが可能になり、ドライバーは運転する喜びをより簡単に楽しむことができる、と自負する。トヨタ・カローラクロス 「GRスポーツ」(台湾仕様)トヨタ・カローラクロス 「GRスポーツ」(台湾仕様)

ガソリンとハイブリッドを設定

パワートレインは2種類を用意した。ガソリンは、1.8リットル直列4気筒エンジンを搭載し、最大出力140ps/6400rpm、最大トルク17.5kgm/4000rpmを発生する。現地での燃費性能は14.7km/リットルとした。

ハイブリッドは、1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力98ps/5200rpm、最大トルク14.5kgm/3600rpm)に、モーター(最大出力72ps、最大トルク16.6kgm)を組み合わせる。ハイブリッドシステム全体での最大出力は122ps。現地での燃費性能は22.2km/リットルとなる。

先進運転支援システム(ADAS)に関しては、「トヨタ・セーフティセンス2.0」を標準装備した。全速度域対応の「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」、アクティブディスタンス維持システム、車線追従を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」、「プリクラッシュセーフティ(PCS)」、「インテリジェントハイビーム(AHB)」、「ヒルスタートアシスト(HAC)」「アクティブコーナリングアシスト(ACA)」などを採用している。

ハイブリッドには、専用オプションとして、「ブラインドスポットモニタリング(BSM)」と、運転席8ウェイパワーシートが選択できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る