車名は「GR S」に!? トヨタ GRヤリス がさらなるパワーアップ、迫力の外観を激写

ニュルブルクリンクでテストをおこなうトヨタ GRヤリスの高性能モデル(スクープ写真)
ニュルブルクリンクでテストをおこなうトヨタ GRヤリスの高性能モデル(スクープ写真)全 15 枚

トヨタが『ヤリス』をベースに本格4WDスポーツとして仕上げた『GRヤリス』。その高い性能はモータージャーナリストからも評価されているが、さらなるハードコアモデルが用意されているという。開発中のプロト対応の姿とともに、そのネーミングについての新情報もお伝えする。

【画像全15枚】

ニュルブルクリンクに再び現れたプロトタイプ車両は、サスペンションが低く設定されている様子が伺える。またフロントバンパーのコーナーにGRヤリスにはないカナードを装着しているほか、フロントフェンダー後部に大きなアウトレットが確認できる。またリアフェンダーのフロント下部エッジにはブラックトリムが初めて装着されているほか、後部では通常のスポイラーではなく、ルーフに大型ウィングを装備するなどかなり攻撃的なエアロパーツが特徴だ。

ニュルブルクリンクでテストをおこなうトヨタ GRヤリスの高性能モデル(スクープ写真)ニュルブルクリンクでテストをおこなうトヨタ GRヤリスの高性能モデル(スクープ写真)
リアバンパーに取り付けられている十字の機器は何らかのセンサーと思われるが、開発チームが何のデータをとっているか不明だ。窓越しにみると、内部に大きな変化は見られない。しかしカメラマンによると、ハンドルを握っているのはレーシングドライバーのホセ・マリア・ロペス氏だったという。ロペス氏はル・マン24時間レースで総合優勝を獲得するなど、数年間トヨタと緊密な関係を築いており、開発の重要なキーマンと言えそうだ。

GRヤリスは1.6気筒直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力257ps、最大トルク360Nを発揮する。ハードコアモデルのアップグレード内容に関しては不明だが、最高出力300ps、6速MTと組み合され、「GR-Four」全輪駆動システムを維持、両車軸にはオプションの「トルセンLSD」がセットされる見込みだ。

現在Gazoo Racingのネーミング戦略には、「GRパーツ」(エクストラパーツ)、「GRスポーツ」(エントリーレベルのスポーツモデル)、「GR」(本格的スポーツモデル)、「GRMN」(エクストリームスポーツモデル)が設定されているが、このハードコアモデルには、新たに「GR S」の名称も噂されている。

この最上級のGRヤリスのデビューは、2022年後半と予想される。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日野自動車・人事異動 2025年12月1日付
  2. 「カッコいいじゃん」内外装を大幅アップデート! ホンダ『パイロット』改良新型に高評価の声続々
  3. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  4. マツダ・人事情報 2025年11月1日付
  5. 「ウイングいかつすぎ」「ホイールどうなってんだ」ド迫力デザインと圧倒的性能、ポルシェの最新「マンタイキット」にSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る