猛烈な勢力を保ったまま、関東沿岸に接近している台風16号を受けて、首都圏の鉄道各社では遅延や運行見合せが発生する可能性があるとして、注意を呼び掛けている。
台風16号による影響は9月30日夜から出る模様で、10月1日は早朝から交通機関に影響が出ることが予報されているが、9月30日17時時点でJR東日本からは計画運休などは発表されていない。
しかし、内房線君津~安房鴨川間、外房線上総一ノ宮~安房鴨川間、総武本線佐倉~銚子間、成田線成田~松岸(銚子)間、鹿島線香取(佐原)~鹿島神宮間、東金線大網~成東間全線、久留里線木更津~上総亀山間全線を発着する使用開始前の切符を無手数料で払い戻すとしており、これら房総各線で影響が出ることが予想されている。
なお、房総半島の私鉄では、五井~上総中野間の小湊鐡道が10月2日午前中の計画運休を決定。銚子~外川間の銚子電気鉄道や大原~上総中野間のいすみ鉄道でも注意を呼び掛けている。