トヨタは6月、主力モデル『カローラ』の派生モデルとなる『カローラクロス』を発表。日本モデルも発表され話題となっているが、その中国版のティザーイメージをスウェーデンのエージェントから入手した。
この新型モデルは、トヨタと中国・広州汽車集団との合併会社「GAC Toyota」によって生産される。ティザーイメージからは、LEDデイタイムランニングライト、LED4眼ヘッドライト、グリルなどが見てとれる。その形状は、米国仕様とは異なり、日本仕様と同じことがわかる。しかし、細部のデザインは中国仕様にリデザインされる可能性もありそうだ。また車名は「Front Lander」(フロントランダー)として販売されることがわかった。
ボディ全体がわかるサイドビューでは、派手な車が好きな中国市場を狙ったド派手なゴールドカラーが印象的だ。
TNGAベースのフロントランダーは、おそらくガソリンとハイブリッド両方のパワートレインで提供される可能性が高く、自然吸気の1.8リットル直列4気筒エンジンでは最高出力140psを発揮、ハイブリッドでは122psと予想される。また後者ではオプションの「E-Four」電気式4WDシステムが設定される可能性もありそうだ。
トヨタ カローラクロスの中国仕様「フロントランダー」ティザーイメージカローラクロス中国バージョンのワールドプレミアは、11月の広州モーターショーが予定されている。