機械式駐車場の維持管理、指針を見直し 国交省

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚

国土交通省は9月30日、機械式駐車設備の事故発生状況を踏まえて「機械式駐車設備の適切な維持管理に関する指針」を一部見直したと発表した。

【画像全2枚】

国土交通省では、機械式駐車設備に関する専門的な知識を持たないビルオーナーや、管理組合といった機械式駐車設備の管理で、保守点検事業者が行う点検内容・点検周期が適切かどうかの確認や、契約書の点検内容・点検周期の参考となるよう「機械式駐車設備の適切な維持管理に関する指針」を2018年に策定した。

一方で、近年、機器の交換が実施されなかったことによる事故が発生している。このたび、指針に示す「機械式駐車設備標準保守点検項目」について交換を促進できるよう項目を見直した。

また、指針では、所有者、管理者からメーカーへの設備の適切な維持管理に関する問い合わせに対応する仕組みを製造者が整備することとした。この仕組みを所有者、管理者のほか、保守点検事業者も理解する必要があるため、指針の「保守点検事業者の選定に当たって留意すべき事項のチェックリスト」を見直した。

指針内容は今後、関係団体等への周知や、様々な機会を捉えて所有者、管理者、設置者、保守点検事業者、メーカーに幅広く周知していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る