過激な電動SUV『タバスカン』って何者? 実はあのクルマの兄弟車

クプラ タバスカン 市販型プロトタイプ スクープ写真
クプラ タバスカン 市販型プロトタイプ スクープ写真全 27 枚

スペインのクプラが開発を進めるクロスオーバー・スポーツSUV、『タバスカン』市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。

クプラは、VWグループであるセアトが設立したパフォーマンスブランドだ。一方「タバスカン」は2019年に「タバスカン コンセプト」としてデビュー、また2021年には「タバスカンエクストリームEコンセプト」に進化し、SUVとは思えぬ威圧感のあるフロントマスクを特徴としている。

過激なデザインのため、市販型にどれだけ反映されるか注目だが、2021年初頭にはクプラCEOのWayne Griffiths氏が、メディアのインタビューにて、「生産型はショーカーに非常に近い」と語っており期待されている。

捉えたプロトタイプは初期段階のためディテールは不明だ。しかし、ほとんどのボディパネルをVW「ID.4」と共有、最終的には「ID.5」のようなクーペスタイルのルーフラインを備える可能性もある。

また基盤には「ID.4」、シュコダ「エンヤックiV」、及びアウディ「Q4」と共有するVWグループの「MEB」プラットフォームを採用することがわかっている。EVスペックは、おそらくデュアルモーターセットアップを採用、77kWhのリチウムイオンバッテリーパックを積み、「ID.4 GTX」同様にシステム合計300psを発揮するとみられる。

クプラ タバスカンのデビューは2024年以降とまだまだ先の予定だ。

いよいよ市販化へ...スペインの過激電動SUV『タバスカン』って知ってる?

《Spyder7 編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る