脱輪した日暮里・舎人ライナー、再開まで数日 10月7日の地震

10月7日の地震で脱輪した日暮里・舎人ライナー。脱輪箇所はポイント上という報道もある。
10月7日の地震で脱輪した日暮里・舎人ライナー。脱輪箇所はポイント上という報道もある。全 5 枚

10月7日22時41分頃、東京都内で2011年の東日本大震災以来となる最大震度5強を記録した千葉県北西部を震源とする地震に伴ない、新交通システムの日暮里・舎人(にっぽり・とねり)ライナー(日暮里~見沼代親水公園)で運行見合せが続いている。

日暮里・舎人ライナーは、2008年3月に開業した案内軌条式鉄道(Automated Guideway Transit=AGT)で、走行路の中央にあるガイドレールに沿ってゴムタイヤで走行しているが、東京都交通局が10月8日に発表した最新の情報によると、見沼代親水公園方の先頭から3両目までが脱輪しており、走行に必要な地上設備が損傷していたことが確認されたという。

今後は国土交通省による現場確認や検証、脱輪した車両の収容、損傷した地上設備の点検や補修を行なわれるが、再開までに数日を要することが想定されることから、代替輸送へ向け調整中としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る