【F1 トルコGP】フリー走行2回目はハミルトンがトップタイム…レッドブル・ホンダはペレス4番手、フェルスタッペン5番手

F1トルコGP
F1トルコGP全 10 枚

F1第16戦トルコGPが8日、イスタンブールパーク・サーキットで開幕し、フリー走行2回目はルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマーク。以下シャルル・ルクレール(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)と続いた。

本来なら今週末は鈴鹿サーキットで日本GPが開催される予定だったが、その中止を受けて、アジアとヨーロッパをまたぐ国、トルコでグランプリが開催されることになった。昨年も新型コロナウイルス感染症蔓延によるスケジュール変更で、急遽トルコGPが復活。今年も春の開催が一旦再中止になったものの、渡航制限の緩和により復活開催となった。

昨年は路面がグリップせず、さらには予選・決勝で雨が降り大混乱のレースとなったが、約1年経った今年は路面も改善され、昨年のフリー走行1回目ではラップタイムが4秒以上短縮された。

フリー走行2回目は序盤、ミディアムタイヤとハードタイヤに別れての走行となったが、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がミディアムタイヤでアタックを行い、フリー走行1回目のトップタイムを破る2分24秒102を記録してきた。残り35分辺りからソフトタイヤでのタイムアタックが始まり、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分23秒840でトップに浮上。ルクレールはソフトタイヤでの最初のアタックラップでタイムを更新できず、3周目に1分23秒台に入れてきたが、ハミルトンに及ばなかった。

最終的にハミルトンがトップタイム、2番手ルクレール。そしてルクレールと同じく、ソフトタイヤでタイムを大きく縮めることができなかったバルテリ・ボッタス(メルセデス)が3番手となった。

本来なら日本GPが開催される週末だということもあり、白赤の日本をイメージしたカラーリングとともに「ありがとう」とひらがなで書かれたマシンを持ち込んだレッドブル・ホンダは、セルジオ・ペレスが3番手、マックス・フェルスタッペンが4番手。カラーリングは変わらないものの、リアウイングに「ありがとう」の文字を入れたアルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が9番手、角田裕毅が11番手だった。

トルコGPは9日にフリー走行3回目と公式予選が行われ、10日に決勝レースが開催される。

■トルコGP フリー走行2回目結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分23秒804
2. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分23秒970
3. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分24秒214
4. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分24秒373
5. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分24秒439
6. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分24秒525
7. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分24秒660
8. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分24秒672
9. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分24秒756
10. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分24秒796
11. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分24秒882
12. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分24秒903
13. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分25秒020
14. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分25秒060
15. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分25秒143
16. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分25秒229
17. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分25秒307
18. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分25秒358
19. ミック・シューマッハ(ハース)/1分25秒480
20. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分25秒698
「レッドブル」は、本来なら日本GPが開催されているはずだった今週末(10月8~10日)のトルコGPに、1960年代のホンダF1初優勝車「RA272」(1965年)の白をモチーフにした特……

《藤木充啓》

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